【民主党】「韓国の…」
野田トンチンカン「韓国の金正日総書記」…不測事態に不安
(2011年12月19日(月)17時0分配信 夕刊フジ)
永田町や霞が関は、北朝鮮の金正日総書記が死亡したことを受け、情報収集や関係各国との連絡に追われた。
野田佳彦首相は19日昼、東京・JR新橋駅前で予定していた街頭演説を中止した。官邸に急きょ引き返した野田首相は「今、そういう報道があったので、事実確認をするように指示をしている」と記者団に語った。野田首相はその後、(1)情報収集態勢の強化(2)米中韓などとの緊密な情報共有(3)不測の事態に備えた万全の態勢整備-の3点を政府内に指示した。
衝撃の一報直後に、首相官邸の危機管理センターには対策室が設置され、午後1時から、政府の安全保障会議が開催。その後、藤村修官房長官が記者会見した。
一川保夫防衛相は、防衛省・自衛隊に対して、核爆弾やミサイルを保有する約100万人の北朝鮮人民軍の動きや朝鮮労働党の動向などの情報収集に全力を挙げるよう、警戒監視に万全を期すよう指示した。
外務省では、佐々江賢一郎事務次官が、杉山晋輔アジア大洋州局長ら関係部局の幹部を自室に集めて対応を協議。幹部の1人は「2012年に想定していた金正恩氏への権力継承が早まったことで、朝鮮半島の不安定さが強まる。韓国内の在留邦人保護など非常時に備えた対応が必要だ」と指摘した。
拉致担当相を務めた民主党の中井洽衆院予算委員長は記者団に対し、「彼の生きている間に拉致されたすべての日本人の帰国を(実現したいと)思い頑張ってきたが、突然亡くなり驚いている」と述べ、「今後の体制がどうなるのか心配だ」と述べた。
一方、拉致問題に取り組んできた自民党の平沢勝栄衆院議員は「17日の死亡から2日間、伏せていた。金正恩氏への権力移譲が済んでいないなか、誰の権限で発表されたかが不明だ。権力闘争が起きている可能性もある。拉致問題は金正日総書記による犯罪行為なので、北朝鮮は進めにくかったが、反金正日派が台頭してくれば、解決にプラスになるかもしれない」と話している。
ところで、野田首相が演説する予定だったJR新橋駅前では、サラリーマンらの「解散しろ!」という怒号がうずまくなか、首相側近である近藤洋介衆院議員が、聴衆に演説中止を伝える際、「韓国の金正日総書記が…」と言い間違えて、「韓国じゃねぇ、バカ」とヤジられる一幕もあった。
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