【民主党】ドミノの予兆?
郵政改革法案の是非はさて措き…あまりのダメっぷりに静香ちゃんも愛想を尽かしたのだろう。
どっちが親分?亀井恫喝に“ダメ菅”半べそ
(2011年7月29日(金)17時0分配信 夕刊フジ)
国民新党の亀井静香代表が28日、郵政改革法案を審議入りさせない民主党に激怒して、首相補佐官の辞表を準備するという騒動が起こった。これを受け、菅直人首相は数少ない理解者の離反を恐れて、8月5日の同法案の委員会付託を確約するハメに陥った。
「あんた、今日中に付託すると約束しただろ? 午後5時までにやらなかったら補佐官を辞任する」
亀井氏は28日朝、菅首相に電話でこう通告した。慌てた菅首相は国民新党の自見庄三郎郵政改革担当相の目の前で、民主党の岡田克也幹事長に電話で審議入りを指示するパフォーマンスも演じたが、自民党の反発を懸念する岡田氏から色よい返事はなかった。
菅首相は同日午後、「5日の付託は責任を持つ。最後のお願いだ」と亀井氏に電話で懇願して事なきを得たが、亀井氏からは「1週間の執行猶予だ。約束を破ったら決定的な対決に入るぞ!」と再び脅される始末だった。
郵政改革法案成立絶望で亀井(国民新党代表)ブチ切れ
(2011年8月11日(木)10時0分配信 日刊ゲンダイ)
<自見金融相も同調、ドミノ崩壊狙い>
ついに延命最優先男に見切りをつけたようだ。
北沢俊美防衛相や江田五月法相らと共に、数少ない菅の相談相手であり、擁護者だった亀井静香・国民新党代表。約束を一向に守らない菅にブチ切れ、近く首相補佐官を辞任するとの見方が永田町で広まっているのだ。
「今国会での郵政改革法案の成立が、絶望的になったことに亀井さんは激怒しているのです。国民新党にとって、小泉元首相が行った郵政民営化の見直しは最優先課題です。支持母体の全国郵便局長会も期待している。昨年9月には亀井さんと菅首相が、速やかに成立を期すことで合意までしている。それなのに1月に国会がスタートしても、菅首相は『自民党が抵抗している』などの理由で、なかなか進めようとしない。亀井さんは『今国会で成立しないと、次はいつになるかわからない』との思いから、菅首相を支え続けたが、当の本人は知らんぷり。2次補正予算案や再生エネルギー法案などの3条件の成立を優先させた。ここまで裏切られコケにされたら、亀井氏が辞表を叩きつけるのも当然です」(与党関係者)
最近の菅に対する亀井の言動をみても、「約束を破ったら、決定的な対決に入るぞ」「今のままでお遍路に行っても、地獄に行く」「補佐官を辞任するぞ」と強硬的だ。辞任を宣言し、今後は泥舟からの脱出のタイミングを計っていく。
「閣僚では海江田経産相が、盆明けに辞める方向で最終調整しています。亀井さんと同じく国民新党の自見金融相も、海江田さんや小沢元代表と連絡を取りながら、同じタイミングで辞任することは十分ありえる。閣僚ドミノを起こすことで、一気に菅首相を退陣させられるからです。その後亀井さんは、小沢元代表が推す民主党代表選の候補者を共に支えるか、自民党の参院議員や石原都知事に声をかけて新党を結成するか、どちらかでしょう」(政治評論家・浅川博忠氏)
菅にさんざん裏切られた政界古ダヌキから目が離せない。
(日刊ゲンダイ2011年8月8日掲載)
何度でも言う。まずは、政権交代!
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