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2011年6月25日 (土)

【民主党】蓮舫空転

別途身辺にブラックな点があるのは確かだし、叩いてる側が廃刊ヒュンダイだからどこまで信憑性があるかはさておき…

野田待望論が広がらない元凶は蓮舫
(2011年6月23日(木)10時0分配信 日刊ゲンダイ)

●アイツが官房長官じゃタマラナイ…

 いち早く、ポスト菅に「野田財務相の擁立」を報じた朝日新聞は、意地でも野田首相を実現したいらしい。19日もデカデカと「小沢氏、野田氏支持」と打ち、野田代表に向けて、党内調整が進んでいるかのように書いていた。

 菅はてんで辞める気がないのに、ずいぶん、気の早い話だ。野田代表実現に向けて、朝日が後押し、“環境整備”をしているように見える。

 ところが、朝日がここまでやっても党内では「野田待望論」が広がっていない。

 知名度なし、顔が地味、財務省の言いなり……に加えて、脱税の疑いで強制調査を受けた会社や、医療過誤事件で家宅捜索を受けたグループ創業者からの献金が発覚。国税や捜査当局に“恥部”を握られていることがわかってしまった。

 これじゃあ、首相の資格なしだが、もうひとつ、野田待望論が広がらない理由があった。

「蓮舫行政刷新担当相ですよ。野田グループには衆参で約25人の議員がいるが、その中で閣僚経験があり、そこそこの知名度を誇るのは蓮舫さんただひとり。それで、本人は野田内閣が実現したら、自分が重要閣僚で起用されるのは間違いないと思っている。ズバリ、官房長官狙いでしょう。スポークスマンみたいな仕事には相当、自信があるのです。ところが、民主党内には“なぜ、蓮舫が”という声が強い。まだ参院2回生だし、内閣府の特命大臣の経験しかない。役所を動かしたことがないのですから、力不足は明らか。そのうえ、“2番じゃいけないんですか”発言に象徴されるようにやたらとエラソー。“あんなのが官房長官なんて冗談じゃない”という声があちこちから聞こえてくるのです」(民主党中堅議員)

 ついこの間も、野田グループや前原グループの1回生が集まる会合があり、野田の代わりに蓮舫が来たのだが、高飛車な物言いに反発を強める議員は少なくなかった。だったら、蓮舫を外せばいいのだが、本当にこのグループには人がいない。かつては馬淵前国交相や松本外相がいたのだが、みんなタモトを分かってしまった。

 ますます、野田にトップは無理だし、スッカラ菅がのさばるわけだ。

(日刊ゲンダイ2011年6月20日掲載)

どうせ廃刊ヒュンダイは書かないだろうが、人材難は野田・前原グループだけのことなのか?ここは解散総選挙で今一度国民の判断を仰いではどうか。(冷笑)

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2011年6月17日 (金)

【民主党】政策破綻

もう、潮時でしょう…

事業仕分け関心薄れる?、「評価人」集まらず再募集/鎌倉市
(2011年6月17日(金)12時45分配信 神奈川新聞)

7月30日に実施が予定される鎌倉市民事業評価(鎌倉市版事業仕分け)で、市が公募している「市民評価人」が思うように集まらず、担当者が頭を抱えている。前回は、仕分け人6人の募集に9日間で100人が応募したが、今年は新設した評価人(90人)の定員を大きく割り込んだため再募集。担当者は「震災などの影響で市民の関心が薄れてしまったのかもしれないが、仕分けは行革の礎」と、市民の参加を呼び掛けている。

市では、外部の視点で事業の無駄をなくそうと、昨年7月に初の事業仕分けを実施。NPO「構想日本」に委託し、市民からも6人の仕分け人を募ったところ、9日間で100人が応募したため、時間を区切るなどして市民枠を12人に拡大していた。当日にも約400人が傍聴するなど、関心の高さがうかがわれた。

2回目となる今年は、外部委託を行わず、市民の手による実施を計画。新たに市民評価人制度を取り入れ、市職員との議論を行う「市民討議人」(全15人のうち9人募集)と、継続や廃止などの評価を行う市民評価人(90人)のそれぞれを募集した。しかし、6月1~10日の募集期間で集まったのは討議人17人、評価人40人。不振を受け、市は30日までの評価人再募集を始めたが、16日現在で新たな申し込みはないという。

前回仕分けが行われた昨年7月には、「仕分けの女王」などと称された蓮舫行政刷新担当相が、同年参院選の選挙区での最多得票となる約171万票を獲得して当選。「昨年の市の仕分けにも関心は高かった」(市担当者)が、「時間の経過や東日本大震災で、市民の関心が薄れてしまったのかもしれない」。それでも「公開のテーブルで率直な意見をいただくことが、職員の気づきと意識改革を促すために重要。仕分けをブームとして終わらせず、続けていきたい」としている。

仕分けの実施は7月30日午前9時半~午後5時。市内在住の18歳以上で、全日または半日出席できる人。はがきやファクス、電子メールに必要事項を明記し、市行革推進課「市民評価人再募集係」に申し込む(6月30日必着)。問い合わせは、同課電話0467(23)3000。

子ども手当見直し、再び平行線
(2011年6月17日(金)12時53分配信 共同通信)

 民主、自民、公明3党の政調会長は17日、子ども手当の見直しをめぐる2回目の協議を国会内で行った。名称を児童手当に戻した上で金額の見直しを求める自公両党に対し、民主党は現行制度の再延長を主張。焦点の所得制限の是非にまで議論は及ばず、平行線のままで終わった。週明けの20日にもあらためて協議する。民主党は見直し要求に応じて公債発行特例法案成立への協力を取り付けたい考えだったが、調整難航は必至だ。

まずは、政権交代!

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2011年6月16日 (木)

【民主党】野田の献金元

一部では『ポスト菅』の有力候補とも報じられているコノ人だが、早速…

野田氏に品川美容外科側が献金=計300万円、返還を検討
(2011年6月16日(木)15時2分配信 時事通信)

 野田佳彦財務相の資金管理団体「未来クラブ」が、業務上過失致死罪で医師が起訴された品川美容外科の創業者から、2008年から3年間に計300万円の政治献金を受けていたことが16日、分かった。
 野田氏の事務所によると、知人を通じて創業者を紹介されたが、会ったことはなかったといい、「事件は知らなかったが道義的な責任がある」として、返金を検討しているという。
 政治資金収支報告書によると、未来クラブは08年と09年、各100万円の献金を受領。事務所によると、報告書が公開されていない10年にも同額を受け取ったという。

他会派がそうでないとは言わないが、所属代議士がここまで人間としてブラックだらけというのは空前絶後ではあるまいか?
政治浄化の為にも、やはり政権交代しかないようだ。

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2011年6月15日 (水)

【民主党】ル―ピー空中分解?

ル―ピーの「人徳」とやらも賞味期限切れのようで…

「もうついていけない」…鳩山G分裂の危機
(2011年6月15日(水)23時20分配信 読売新聞)

 民主党の鳩山前首相グループ(約40人)が分裂状態に陥っている。

 主要メンバーがそれぞれ独自の動きを強めており、菅首相退陣後の党代表選を機に空中分解する可能性も指摘されている。

 「菅さんがなかなかバトンを渡そうとしない」

 15日午前、国会内で輿石東参院議員会長と会談した鳩山氏がこう愚痴をこぼすと、輿石氏は小沢鋭仁前環境相と平野博文元官房長官の名を挙げ、「バトンを渡さないのに、もらおうという人たちが騒いでいる」と苦言を呈した。

 小沢、平野両氏はともに鳩山内閣で閣僚を務め、鳩山氏の側近と目されてきた。しかし、最近はそれぞれ主宰する勉強会を結成、小沢氏は次期代表選出馬に意欲を示し、平野氏も含みを持たせている。グループ幹事長の中山義活経済産業政務官も鹿野農相擁立に向け、水面下で動き始めている。

 鳩山氏の首相辞任後、結束が徐々に弱まっていたとはいえ、鳩山氏の求心力がここまで低下したのは菅内閣不信任決議案への対応を巡るグループ内の混乱が発端だ。

 鳩山氏が不信任案に賛成する意向を表明した際、グループ会長の大畠国土交通相や中山氏ら中心メンバーの多くは反対を主張。鳩山氏は「がっかりした」と失望感を隠さず、幹部からも「鳩山氏にはもうついていけない」との声が相次いだ。

下野した上で、内ゲバでも何でも思う存分やってはどうか。(冷笑)

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2011年6月14日 (火)

【支那】尖閣買収計画

内外の耳目が東日本に集まる中、大人しくはしていまいと思っていたら…案の定。

中国が尖閣40億円で買収計画 菅の外交無策…領土が危ない
2011.06.14

 日本固有の領土である沖縄・尖閣諸島を、中国関係者がさまざまなルートを通じて購入しようとしていることが、国会関係者の話で分かった。所有者である埼玉県の企業家は国益を考えて突き返しているが、「40億円での買収」を提示したケースもあったという。沖縄は今週17日、返還調印40周年を迎えるが、中国海軍は沖縄近海での示威的活動を活発化させ、一部の華人系団体が尖閣接近を計画しているとの情報もある。日本の領土が危ない。

 関係者によると、中国側の怪しい動きが始まったのは約10年前から。3、4年前から特に顕著になった。

 手口は極めて巧妙。不動産業者を通したものだけではなく、国会議員や政治団体関係者などが「日本の領土を守りたい」「私が力になろう」などと接触してきた。その背後に、中国側の存在をうかがわせるものが多々あったという。

 尖閣諸島は1895年、日本がどの国にも属していないことを確認して領有を宣言した。1919年に中国漁船が尖閣・魚釣島に漂着座礁した際、船長ら31人は島民らに救助されて無事に帰国した。翌年、中国(中華民国)から日本の島民らに「感謝状」が送られている。

 ところが、国連が71年に、尖閣付近の海底に石油や天然ガスなどが埋まっている可能性を指摘すると、中国は「自分の領土だ」と言い始めた。

 現在の所有者は70年ごろ、同諸島を開拓した福岡県の実業家、古賀辰四郎氏の子孫から「日本のために使ってほしい」と託され、4つの島を譲り受けた。これらは国が借りて管理しているが、中国側があの手この手で「わが物にしよう」と画策しても不思議ではない。

 最近、中国人は金の力にものを言わせて、北海道をはじめ、全国の山林や原野を買いあさっているが、尖閣についても「所有者側に、40億円での買収を提示したこともあったようだ」(国会関係者)という。

 ちなみに、自民党政権時代に、尖閣諸島の国家買収が検討されたことがあるが、「数億円だった」(党関係者)。中国が領土的野心を高め、付近の海底資源が注目される中、その価値はさらに上がっているとみるべきだ。

 こうした動きに危機感を持った民間人による「日本の国土を守る国民の会」の設立総会が来月開かれる。

 代表世話人である中森ふくよ氏は「諸外国との友好を維持しながら、国民の生命と財産を守っていくことが国家の使命。現状を放置すれば、日本の国土は、国民の意思に関係なく、他国の思惑のままになっても不思議ではない」と警鐘を鳴らし、尖閣諸島に気象・地震観測基地など国際的平和施設を建設するよう提案している。

 政府の対応は急務だ。

代わりに大陸を寄越せ。話はそれからだ。(冷笑)

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2011年6月13日 (月)

【民主党】三宅twitter再炎上

記事では「療養してろ!」とあるが…賭けてもいい、このオバハン、きっとまたやる。
「バカは●ななきゃ治らない」という諺もあることだし…

またtwitter炎上!お騒がせ三宅雪子議員に「おとなしく療養してろ」と永田町の声
(2011年6月13日(月)14時45分配信 リアルライブ)

 民主党の三宅雪子衆議院議員(46)が、またまたお騒がせ発言をtwitter上に公開してネット上で大炎上している。衆議院議員当選後、ことあるごとにお騒がせ発言や行動で注目を浴びている三宅議員には民主党内部からも批判の声が聞かれ、「党のイメージをこれ以上悪くしないためにも(骨折治療で国会を休んでいる)いまはおとなしくしていろ」と発言する永田町関係者もいた。三宅議員はこれをどう聞くのか。

 11日に全国で行われた原発反対デモ。そんなデモ隊の暴動・暴徒化を望む発言を三宅議員がしてしまって、公式twitterが大炎上している。ひとりのユーザーが「いかにして、デモを暴動に発展させるのか、というのが僕の目下の課題です。611に参加する人は、そういう人も来るのだということを前提にして参加するかどうか決めたらどうでしょう? 警察とフレンドリーな勢力は、警察よりも先に殲滅すべきと思います。」とツイートしたところ、三宅議員が「イイネ!」と返答。これでは三宅議員は暴動を待ち望んでいるかのようだ。

 こんな発言では、当然ながらネット上は大騒ぎ。「おいおい! 国会議員がこの発言にイイネ! ってどういうことだ!?」、「与党議員が暴動予告ツイートにイイネ! って正気ですか?」など批判の嵐だ。

 永田町関係者はため息まじりにこう話す。「10年前だったら即座に民主党除名、議員辞職並みの暴言ですよ。ただ、いまの民主党はトップがあの状態ですから(笑)モラルハザード状態なので、問題視されることにはならないと思いますがね。三宅議員が本心でツイートしたとしたら、もう彼女には『アナーキスト三宅議員』とか、新たな称号を与えなくてはいけないんじゃないかと。アナーキスト(無政府主義者)で議員っていう笑うに笑えないカオス(混乱)ですね。前代未聞ですよ(笑)」

 このツイートに関して三宅議員は「なぜだか、私に来たツイートが間違ってリツィートされたようです。原因不明。」や「間違って押したのか?うーん。わからない。これを消したいが、やり方わからず。いずれにしても間違いです」とツイートしたが…。

 三宅議員の言動には「前科」がいっぱいだ。東日本大震災で混乱している最中に、ブログで「頂いたアロマオイルの香りを楽しみながら、英語の勉強をしていた」とツイート。この記事は数時間後に削除されたがネット上では批判の嵐。また、昨年5月には、衆議院内閣委員会で与党民主党による強行採決が行われようとする最中、委員会中央部分に乱入し委員長席付近で転倒した。転倒後、三宅議員ならびに民主党は野党議員に押されたと名指しで非難したが、ビデオ映像などにより、転倒事態が三宅議員の自作自演なのでは?という声があがった。

 同年11月には、東京・白金の自宅マンション4階通路から中庭に転落、腰の骨を折る重傷を負った。落下原因も不明で、自殺説や酒に酔って前後不覚になった事故説が浮上するなど、三宅議員の周りには思わぬトラブルもいっぱいのようだ。現在、その腰の手術で療養中の三宅議員。しばらくはベッドの上でおとなしくしていたほうがよさそうだ。

いっそ政権転覆「暴動」で首の骨を…以下自粛。(冷笑)

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【民主党】小沢ら党員資格停止

まずは、党内でどういう波紋を呼ぶ(呼ばない)かが焦点となろうが、それはさておき…

小沢氏ら8人を党員資格停止…民主が処分案
(2011年6月13日(月)18時17分配信 読売新聞)

 民主党は13日の役員会で、今月2日の菅内閣不信任決議案の採決を欠席・棄権した小沢一郎・元代表や田中真紀子・元外相ら8人を3か月の党員資格停止とし、当選1回の5人については厳重注意とする処分案を了解した。

 岡田幹事長が同日夕の記者会見で明らかにした。

 14日の常任幹事会で議論する。

ミンス真理教の存在資格停止はマダァー?(冷笑)

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2011年6月 9日 (木)

【民主党】原発事故は人災

ま、このタイミングで現場を槍玉に挙げるのが論外なのは当然として…

原発事故まさに人災、国や東電に落ち度…班目氏
(2011年6月9日(木)20時50分配信 読売新聞)

 内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長は9日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第一原子力発電所事故について、「まさに人災だ」と述べ、国や東電の安全対策に落ち度があったとの認識を示した。

 理由として、「津波が想定を超えたからといって、第二、第三の防護手段がないといけない。そういう手段を講じていなかった」と指摘した。一方で、事故後の対応については、「現場は最大限のことをしている。人災うんぬんと口にするつもりはない」と語った。

東電の、もさりながら国=政府与党の責任徹底追及期待してますよ、斑目サン?(冷笑)

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2011年6月 4日 (土)

【民主党】実録「不毛地帯」

やはり、ここは多少の無理をしてでも…

政治ごっこにしか…混迷続く民主に厳しい批判
(2011年6月3日(金)15時57分配信 読売新聞)

 退陣を示唆しながら、内閣不信任決議案が否決されると、早期の退陣を否定した菅首相。不信任案に賛成するとして辞表を提出した5人の副大臣・政務官のうち、突然反対に回った4人の続投も、3日決まった。

 「国民からかけ離れている」「被災地の苦しみがわからないのでは」。混迷が続く民主党内の政争に、市民や被災地からは厳しい批判の声が相次いだ。

 「民主党は、やると言ってやらないことが多すぎる」。3日午前、サラリーマンが行き交う東京都内のJR新橋駅前で待ち合わせをしていた高松市、会社社長山根耕治さん(46)は憤った。「今回の菅さんの発言がまさにそうだ。振り返っても、高速道路の無料化などたくさんある。もう菅さんや民主党の国会議員が何を言っても、信じられない」

 名古屋市中区、会社員岩崎雄さん(36)も「政治ごっこをやってるようにしか見えない。国民の気持ちから、かけ離れている」とうんざりした様子。政権交代した2009年衆院選では民主党に投票しただけに、裏切られた気持ちが大きいという。菅首相に対しても「一度は辞めると言ったのに、引き延ばそうとしている。求心力ゼロの人が首相を続けるなんて、あり得ない」と批判した。

国民の信を問うべきでは。

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2011年6月 2日 (木)

【支那】南蒙の戦雲近し?

永田町が政権交代茶番劇で右往左往している、その頃東シナ海の向こうでは…

終末論の裏巷説【テレンス・リーのニュースを斬る!】
2011年5月30日(月)16時0分配信 夕刊ガジェット通信

http://news.nifty.com/cs/item/detail/ygt-20110530-110530000497/1.htm

中国の内モンゴル自治区各地で学生らによるデモが相次いでいる。きっかけはモンゴル族の牧畜民が石炭輸送トラックに轢かれる死亡事故が頻発、同地の環境破壊を無視した開発に対する不満が鬱積していたこともあり、住民の怒りが一気に爆発したことだ。

しかもほかの自治区と同様、開発による恩恵は地元モンゴル民族に及ばない。少数民族である彼らは虐げられ、漢民族の搾取が当たり前となっている。

これまでも新疆ウイグル自治区やチベット自治区で、地元の少数民族によるデモや暴動はあったが、内モンゴル自治区はそうしたほかの自治区に比べ安定していた。大規模な民族暴動は起きなかったのだ。

ところが、堪忍袋の緒が切れた漢民族への怒りは、中学・高校生数千人による抗議行動で顕在化した。ローティーンを中心とした反政府運動など、もはや地方政府という以前に中華人民共和国の末期症状とみてもおかしくないだろう。

さて、ここで恒例の都市伝説を披露しよう。数年前から「2012年に人類滅亡」との終末論が囁かれている。小惑星の衝突、超新星爆発、フォトンベルトとかなんとかに突入する……正直、個人的には受け容れ難いというか理解不能というか、さすがに荒唐無稽ではあるまいかと思う巷説もあるが、国際政経分野の研究家には「中国崩壊による人類の危機」を唱えるものが少なからずいるのも事実だ。

北京五輪と中国経済の大躍進。ところが遠からずバブルは弾け、貧困層と少数民族の反政府運動が激化する。それが2012年頃ではないかといわれるのだ。

中国は歴史的に軍閥国家である。反政府運動激化の果てに、省単位の独立国が乱立して内戦になることは想像に難くないが、中世以前と決定的に異なるのは、それぞれの軍閥独立国が「核保有国」にもなることだ。

その上、内戦に核兵器が使用されないという保証はない。むしろ最悪を覚悟すべきと警告する分析に溢れている。私もこうした悲観論者のひとりだが、ソビエト連邦崩壊時の比でない核拡散と核戦争のリスクが、中華人民共和国崩壊で一気に高まることは間違いない。

恐怖の大魔王は空から降ってくるのではなく、すぐ隣に棲んでいるかもしれないのだ。

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