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2011年5月 6日 (金)

【民主党】スポーツ空洞化

ほうぉ?海外流出加速で国内は空洞化ですか、そうですか…

逃げ出す外国人選手に来日を嫌がる海外チーム。日本スポーツ界が直面する原発事故の“風評被害”
(ダイヤモンドオンライン 2011年4月19日配信掲載) 2011年4月20日(水)配信

http://diamond.jp/articles/-/11950

 プロ野球は12日に開幕した。Jリーグは今週末の23日に再開する。大震災のショックが癒えたわけではないが、スポーツ界は平常営業に戻るわけだ。

 しかし、大地震→原発事故と続いたアクシデントにより、いくつかの誤算が生じている。

 まず余震や原発事故による放射能拡散への恐怖で何人かの外国人選手が離脱したことだ。プロ野球では巨人のバニスターと横浜のリーチ。震災直後に帰国したが再来日せず、そのまま退団になりそうだ。どちらも新入団の投手で先発候補として期待されていた。巨人も横浜もまずまずの滑り出しを見せたが、今季は過密日程になることが確実。計算していた投の助っ人が欠けるのは痛いはずだ。

 Jリーグは新潟のMFジョン・パウロ、横浜FマリノスのFWバティスティアーニ、山形のDFウーゴ、仙台のFWマルキーニョスが退団となった。

 中でも大きな誤算を招いてしまったのは今季躍進の切り札としてマルキーニョスを獲得した仙台だ。マルキーニョスは2001年の東京ヴェルディを皮切りに横浜Fマリノス、市原、清水、鹿島と10年間で5つのクラブを渡り歩き、点取り屋として活躍した。リーグ戦の通算成績は230試合出場で109得点。このゴール数は歴代4位にランクされる。高い個人技とスピード、どん欲にゴールに狙う姿勢を併せ持ち、得点を量産。とくに鹿島に在籍した4年間ではリーグ優勝3回、天皇杯優勝2回の原動力となった。

 仙台は昨年2度目のJ1昇格を果たした。開幕から第5節までは3勝1敗1分で3位と好調だったが、その後負けが込んで14位に。最終節までJ2降格の危機から脱せないギリギリの戦いをしたため、ゴールが計算できるマルキーニョスを補強した。

 仙台は今季に向け、元日本代表FWでJ1通算101ゴールの柳沢敦(鹿島―セリエA―鹿島―京都)も獲得。攻撃の2枚看板を擁し、J1残留どころか優勝争いに加わろうと意欲的だっただけに、その1枚が消えるのは痛い。

 マルキーニョスは仙台で大震災の直撃を受け、そのショックから精神的にプレーできる状態ではなくなったようだが、他の退団選手はいずれも原発事故の放射能に対する恐怖が離脱理由だ。もちろんNPBもJリーグもほとんどの外国人選手がプレーを続けている。J1大宮のラファエルなどは、再来日をためらう外国人選手に向けて「日本での生活は心配ない」と訴えたほどだ。

 とはいえ離脱した外国人選手の気持ちも解らないわけではない。彼らの離脱理由は「家族に反対された」というものが多い。こうした不安は遠く離れた外国の方が増幅されるものだ。1986年のチェルノブイリ原発事故がそうだった。事故直後の原発周辺の寒々しい映像、放射性物質が拡散したといわれた土地や風向きを表す図は禍々しいものに感じられた。いま外国の人たちからは、東日本もそれと同様に見られているのだろう。

 放射性物質は目に見えないものだし、その害も未知の部分がある。政府をはじめ色々な立場の人がさまざまな論評をし、そのたびに疑心暗鬼になるが、自国で起きてしまったことは仕方がないと思わざるを得ない。だが、外国にいる人はとてもそんな気にはなれないだろう。

日本で開催予定の国際大会に大きな影響

 そうしたことから、もうひとつの誤算が起きている。日本(とくに東日本)で開催が予定されている大会への参加に外国の選手やチームが難色を示しているのだ。

 まずサッカー。大震災直後の3月25、29日に予定されていた国際親善試合キリンチャレンジカップは中止になり、日本代表vsJリーグ選抜のチャリティマッチに変更されたが、6月1日と7日に予定されているキリンカップは対戦国が決まらない状態だ。協会が南米やヨーロッパの数ヵ国の代表に交渉をしているが、いずれも放射能禍を危惧して来日を渋っているのである。

 会場に予定されているのは第1戦が新潟の東北電力ビッグスワンスタジアム、第2戦が横浜の日産スタジアム。どちらも東日本ということも関係しているようだ。会場を原発がある福島から遠い西日本に変更することも考えているようだが、それでも交渉がまとまらなければ、毎年恒例となっている代表強化試合キリンカップは開催できなくなるかもしれない。

 ラグビーでは4月末からHSBCアジア五ヵ国対抗が始まるが、5月21日に東京・秩父宮ラグビー場で予定されていた日本代表vsスリランカ代表戦が、アジアラグビー協会からの要請でスリランカで行われることになった。理由にはあげられていないが、原発事故の影響を懸念したからだろう。

 今後、日本で行われる国際大会は、5月に陸上競技のIAAFワールドチャレンジ(川崎)、6月に体操・ジャパンカップ(東京)、トランポリン・ワールドカップ(川崎)が予定されている。個人競技のため、来日するかどうかは選手本人の判断に委ねられるが、外国勢の参加が少なくなる可能性は十分ある。

 東京電力は17日、原発事故収束への工程表を発表したが、これによれば冷温停止状態まで6~9カ月かかるとされる。その間、放射線量が大幅に減ればいいのだが、それが実現できないようであれば、その後の国際大会にも影響が出るだろう。

 9月に予定されている日本で最後の開催となるインディジャパン(栃木)、テニスの東レパンパシフィックオープン(東京)、10月の体操世界選手権(東京)、11月のワールドカップバレーなども参加する選手やチームに来日を拒否するケースが出るかもしれない(影響が少ないであろう西日本での国際大会は割愛)。

日本選手の強化機会も減少 いっそ海外に打って出てはどうか

 国際大会で有力外国勢が欠けるのは大会への興味を半減させることはもちろん、日本選手の強化という点でも意味を成さなくなる。原発事故は日本スポーツ界にとっても影響は甚大なのだ。

 ただし今は、スポーツ界に限らず日本全体が初めて味わう非常事態。こうした事態は耐え忍ぶしかない。また、すぐには変更できないかもしれないが、日本での国際大会が難しければ、海外に出ることを考えればいいのではないだろうか。

 極東にある日本は海外遠征にばく大な費用がかかるため、どの競技も積極的に出て行くことは少なかった。そのためアウェーでの経験が乏しく、それが大試合での弱さにつながるともいわれてきた。が、悪条件を受け入れ、切り詰めればなんとかなるはずだし、精神的な強さも養えるのではないか。

 危機的状況だからこそ、たくましさを身につけるチャンスと考えたい。

スポーツも仕分けできて、一石二鳥で満足ですかレンホーさん?…死ねよ。

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