菅民主党政権はネットの流言飛語を管理者に自主削除させる前に首相官邸ホームページのベント開始時間を書き換えたことを国民へ説明せよ、国民を不安にさせているのは政府だ
>ネットのサイト管理者らに、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除などを求める |
東日本大震災に関するネット上の「流言飛語」について、法令や公序良俗に反する情報をサイト管理者に自主削除を求めるのは分かりますが、発信した情報が「真実」であれば削除する必要はなく、これでは菅民主党政権に都合が悪い情報を削除させるための「ネット規制」だと批判の声があるのは当然です。 |
>震災後、地震や原発事故についての不確かな情報がネット上で流れ、国民の不安をいたずらにあおり、被災地などでの混乱を助長している |
東日本大震災後に、さまざまな情報が流れて混乱した国民が不安を感じたのは事実ですが、政府の公表するデーターや、記者会見の内容などが信用出来ないから「国民を不安」にさせているのですし、「首相官邸ホームページ」でベントの開始時間を書き換えた菅民主党政権こそ、何が目的なのかを国民に対して説明すべきです。 |
原発事故で、政府の原子力災害対策本部が、首相官邸ホームページ(HP)で公開する経過録で、3月12日実施の1号機の緊急措置「ベント」の開始時刻を、4時間余り早め、書き換えていたことが6日、分かった。
ベントは炉内圧力を下げるため、放射性物質を含む蒸気を周囲に排出する非常手段。当初、「午後2時半開始」と記入されていたが、3月27日に「午前10時17分」に変更された。経産省原子力安全・保安院の担当者は「当院は当初からベント操作着手を10時17分としており、官邸に指摘し、表記が変わった」と説明。ただ官邸HPが、その時刻に「操作着手」でなく「開始」となっている点は「官邸側に提起したい」と語るにとどめた。
保安院によると、同日午前9時すぎ、1つ目の排出弁を開け、同10時17分に2つ目の弁開放に着手。だが不具合で開けず、調整後、実際の蒸気排出確認は午後2時半だった。同HP上の保安院の別の発表では、14時40分に「蒸気の放出を開始」と表記。また枝野官房長官の会見録も、ベントは「14時ごろから」行われたとなっている。
同機は午後3時36分に建屋が水素爆発。ベント「開始」が、その5時間前か、わずか1時間前かで、受ける印象は違う。当日は菅首相の現地視察で、ベント開始が遅れたとの批判も出ていた。また、書き換え翌日の28日には、国会審議で野党が政府の初動の遅れを追及している。保安院は「(書き換えは)審議と関係ない」としている。
(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110407-OHT1T00034.htm
>当初、「午後2時半開始」と記入されていたが、3月27日に「午前10時17分」に変更された。経産省原子力安全・保安院の担当者は「当院は当初からベント操作着手を10時17分としており、官邸に指摘し、表記が変わった」と説明。ただ官邸HPが、その時刻に「操作着手」でなく「開始」となっている点は「官邸側に提起したい」と語るにとどめた |
>ベント「開始」が、その5時間前か、わずか1時間前かで、受ける印象は違う。当日は菅首相の現地視察で、ベント開始が遅れたとの批判も出ていた。また、書き換え翌日の28日には、国会審議で野党が政府の初動の遅れを追及している |
菅首相の現地視察により、「初動が遅れた」と野党側が追及する前日に、ベントの「操作着手時間」を「開始時間」に書き換えて約4時間も早めるとは、菅内閣は悪質ですし目的も不明ですが、これでは「改竄」・「隠蔽」と呼ぶべきでしょう。 |
3月11日 16時 1号機、2号機冷却用非常エンジン機能不能が発覚、電源車待ち。
23時 電源車到着。
3月12日 0時 2号機水位安定。注水不能。
1時 1号機、温度上昇。水位不明。
2時 1号機屋内の放射線レベル上昇。1号機、2号機共に「早急に」原子炉格納容器内から放射線を含む蒸気を放出する緊急措置を政府に提案。
平成23年3月12日(土)午前2-内閣官房長官記者会見
「主な会見内容」
1「東電から、原子炉格納容器の健全性を保つため緊急措置として圧力弁開放を報告」
2「原発の事態を把握するため、本日(12日)の朝に総理自らヘリコプターで現地を訪ねる」
3「政府は、圧力弁開放を行う前に国民に報告しなければならないと東京電力に指示」
3時12分 菅総理会見。「明日の午前中、福島原発に視察に行きます。」
4時 1号機原子炉内、ドライウェル圧力が840キロパスカルを突破。設定値の倍の圧力。この間、1号機内の圧力は上がり続ける
6時9分 菅総理出発。
7時30分 総理到着。
8時30分 総理帰着。
9時30分 ベントを空け蒸気を放出しようとするも、2つのうち1つは圧力がかかりすぎて開かない。
10時17分 1号機ベント着手。
14時30分 1号機ベントによる圧力降下を確認。
15時 核燃料の上端が水面上に露出。原発周辺でセシウムを検知。
15時36分 1号機水素爆発。
12日午前2時「原子炉格納容器の圧力が高まっている恐れがあることから、内部の圧力を放出する措置を講ずる必要がある、との報告を東京電力より受けました」 |
28日午前「菅直人首相が東京電力に対し、放射性物質を含む気体を原子炉から抜く作業を速やかに行うよう指示したものの、東電側が直ちには対応しなかったのです」 |
■12日
0120:1号機格納容器圧力異常上昇により15条通報(2:45に0.941MPaabs)
0255:2号機炉心水位+3700mm、2号機は小康状態
0312:官房長官記者会見(東電からベントの必要性について報告受けた)
0400:1号機中央制御室でガンマ線150μSv/h
0400:東電と原子力安全委が1・2号機ベントの必要性確認の上、保安院に相談
0500:原発正門付近で放射性ヨウ素検出
0544:首相、半径10キロ圏内の避難指示(前日21:23に半径3キロ圏内の避難指示)
0711:首相と原子力安全委委員長、福島第一原発現地入り
0804:首相視察終了
0830:東電が1号機ベントの実施を通報(8:49の1号機水位-400/-550mm)
10:17:東電が1号機ベント作業着手
1430:1号機ベントによる圧力降下を確認(14:41に0.610MPaabs)
1536:1号機棟で水素爆発
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103122050.pdf
菅民主党政権はネットの流言飛語を管理者に自主削除させる前に、首相官邸ホームページのベント開始時間を4時間も早めて書き換えた目的を国民へ説明すべきで、国民を不安にさせているのは政府の記者会見や公表するデーターなどが信じられないからです。 |
良識ある日本国民の皆様、首相官邸のホームページを書き換えた菅内閣についてご考慮下さい。 |
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転載元: 近野滋之・民族主義者の警鐘
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