【転載】自壊
民主党の松崎哲久衆議院議員が今年7月に埼玉県の航空自衛隊・入間基地の納涼祭で
隊員に30メートル離れた場所に自分の車を呼び寄せるように車両担当の自衛隊隊員に要求し、
隊員が歩行者の安全を確保するために歩いて行くように松崎に要求したところ、
「俺を誰だと思っているのか」
「お前では話にならない」と言い、
別の隊員が車を寄せてくると松崎は、
「やればできるじゃないか」と言った。
車両誘導隊員が
「二度と来るな」
と言うと
「もう一度行ってみろ」と隊員の胸をわしづかみしたという。・・・
こういう記事が11月18日の産経新聞に掲載されました。
このような場面、畏れ多くも天皇陛下であれば歩いて車のところまで行かれることでしょう。
にもかかわらず、この松崎という国会議員がそんなに偉いのかと言いたい。
大体この松崎は国家・国民にどれほどのことをした国会議員なのか。
実るほど頭(こうべ)を垂れるのが国会議員の姿勢ではないか。
こんなふざけた松崎を国会議員にしておくべきではない。
普通であれば民主党の党首が率先してでも事実関係を調べ、
事実であれば即刻民主党から去ってもらうべき由々しきことです。
しかし、民主党というのはお互いにかばい合う政党であるからそういうことはしません。
今までもお互いかばい合ってきました。
小沢も鳩山も輿石も赤松も、そして仙谷、柳田に至るまで。
民主党が彼らをかばうということは、こういうことを容認していることになります。
ここに民主党の本性を見ることが出来ます。
民主党議員の辞めない姿は実に女々しい限りであります。
いさぎよさもなければ辞め時もわからないのでしょう。
桜でさえもパッと咲いていさぎよく散る姿が美しいし、日本人の心情にあっていますが、
咲いた桜が散りもせず、腐ったままいつまでも残っていたら、これほど醜いものはない。
今の民主党の姿こそこれです。
昨年、麻生元首相が衆議院選挙前から「民主党では日本が危ない」と散々言ってきました。
ここに来るブロガーたちもあの時には同じ危機感を持っており、各ブログ記事にもそう書いていました。
しかし、マスコミも多くの国民も聞く耳を持たず、
「民主党が日本を変えてくれる」
「この閉塞した日本を変えるため民主党にやらせてみよう」
と、あり得ない期待と支持をして政権につけてしまったのは承知の通りです。
そして今回、松崎が「俺を誰だと思っているのか」と言ったのだ。
仮に思っていても言ってはいけない言葉です。暴力装置もです。
しかし、多くの国民はこういう奴らに期待したのです。
もはや、あとのまつり。
ひどいひどいとは思ってはいたが、本当にひどい。
しかし、本当のひどさはこれからです。
ひどいまま居座って辞めないからです。
辞めないことによりどんどん日本は破壊されて行くのです。
これからが本当の意味での日本破壊活動です。
国民に何を言われようが辞めずに開き直り、居座って、
好き勝手やりたい放題、税金の使い放題、支那・朝鮮には朝貢外交。
そして、何よりも国家・国民のために一生懸命にやっている人たちがとても嫌いなようです。
民主党が政権をとる前に言っていた「国民の生活が第一」などという言葉は、
もはやどこかにすっ飛んで無くなり、もう民主党議員は誰も言いません。
いや、政権さえとってしまえば言う必要はないのです。騙すためのスローガンですから。
民主政権による数々の外交の失敗、財政の無能さ、・・・。
無駄使いの3K(子供手当・高校無償・戸別補償)をやめずに、
あれほどやめると言っていた後期高齢者医療制度はやめないそうだ。
企業団体献金の全面廃止のはずが存続させ、
暫定税率廃止の「ざ」の字も出てこない。
体を張ってでもやると言った拉致は放置しておきながら朝鮮学校無償化だけはしっかりやる。
議員歳費2割カットと言っていたのにいつのまにか1割にし、その1割にも反対している民主党議員。
あれほど騒がれた事業仕分けももはや茶番。
私の周りにいる労組の民主党支持者や民主党に投票した人たちは、皆一様に
「民主党では日本がもたない・・」と言い始めています。
日本はこのまま2050年になると人口が1億人を切り、60歳以上が約半分になり、
実際に労働出来る人口が5千人くらいだという。
そうなれば国の経済力は落ちていくばかりで、
日本はみすぼらしい国になってしまうかもしれない。
こういうことは前々から予測してわかることであり、
これに対して長い期間をかけて取り組んでいくのが政治です。
しかし、今の政権にこれを期待するのは無理です。
能力がないからです。
こういう連中がなぜ国会議員になっているのかも理解できないところです。
国民が選びようがなかったのはよくわかりますが、
少なくとも今政権にいる連中は次の選挙で落としてほしい。
このまま国内が混乱していけば、さらに世界からもの笑いにされ、日本の国益を損じるばかりです。
日本の国民の質は世界的に高くても、政治が悪いばかりに日本国は世界から侮られるのです。
「・・・自民党は末期的だが、今こそ日本の保守の軸を改めて確立するために全力を尽くすべきだ。
さもなければ、日本は世界の中で埋没しながら自壊してゆく」
これは、故・中川昭一さんが昨年の衆議院選挙で敗れた後に地元後援会で話した言葉です。
あの時にはピンとこなかった国民も、今だからこそ、よくかみしめられる言葉ではないでしょうか。
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