【民主党】代表選繰下げ?
結局「アノ人」恃みですかそうですか
小沢の影におびえ…民主、求心力低下で代表選先延ばしか
(2010年7月21日(水)17時0分配信 夕刊フジ)
民主党執行部が想定していた「9・5」代表選が先延ばしになる可能性が出てきた。菅直人首相(63)の対抗馬擁立もささやかれる小沢一郎前幹事長(68)の動きが読み切れず、国会運営も先行き不透明のためだ。参院選大敗で、菅執行部が主導権を発揮できない事態が続いている。
枝野幸男幹事長(46)は20日の記者会見で、「相談をしたり判断をしたりという段階に、まだまったくなっていない」と述べ、日程調整が難航していることを認めた。
民主党関係者も「事務作業が間に合わず、適当な会場も見つかっていない。9月12日の日曜日や、その前後の平日もありうる」と話す。
また、別の関係者は「小沢氏の動向がつかめないからだ。小沢氏の影におびえていると言ってもいい」としてこう解説する。
「執行部は当初、小沢氏に『起訴相当』と議決した第5東京検察審査会の再議決が7月中に出るものと想定していた。『起訴相当』が出て強制起訴となれば、離党勧告も検討。少なくとも、小沢氏が政治的に死ぬ可能性をみていた。しかし、議決が秋まで先送りされるとの観測が出ており、計算が立たなくなっているのだろう」
一方で、小沢氏も不気味な沈黙を守っている。菅首相の面会要請を無視し、八丈島入りした以外は、雲隠れしている。小沢氏のグループは代表選への独自候補擁立を模索し、小沢氏自身の出馬を求める声もある。
また、今月末に召集される臨時国会では、野党は衆参3日ずつの予算委員会開催を求めており、ここで落選した千葉景子法相の留任問題などが炎上するのは確実で、内閣支持率がさらに下がる可能性は高い。9月5日の投開票の場合、告示は2週間前の8月22日のため、少し冷却期間をおいて告示に入りたいとの思惑もありそうだ。
代表選が、8年ぶりに党員や、投票資格を有するサポーターが投票に参加する本格的なものになることも背景にある。票の内訳は国会議員1人2ポイント、地方議員が計100ポイント、党員・サポーターは計300ポイント。党員・サポーター票は国会議員150人分の比重があるのだ。
今年5月末に締め切られた党員・サポーターの登録数は約35万人。「小沢系が先行している」(中堅議員)といわれるだけに、執行部も敏感にならざるをえないようだ。
いっそ代表選の前に解散総選挙どうよ?
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