【民主党】小沢院政継続宣言
ご当人達は笑いが止まらないようだが…
民主ニンマリ“表紙替え作戦”大成功!支持率「V字回復」
(2010年6月7日(月)17時0分配信 夕刊フジ)
菅直人新首相(63)の誕生で、下がりっぱなしだった民主党政権の支持率が急浮上し、「V字回復」をみせている。各種報道機関による世論調査で菅氏への期待は6割前後に達し、民主党支持率も大幅に改善したのだ。菅氏への「首相交代」効果に加え、「剛腕」でならした党内の最大実力者、小沢一郎前幹事長との決別作戦が成功したためだ。上昇気流はこのまま続くのか-。
報道機関の世論調査は、菅氏が4日の衆参両院本会議の首相指名で選出されたのを受け、4、5両日に実施した=表参照。
調査のうち、「菅新首相に期待する」と回答したのは、朝日新聞59%、毎日新聞63%、共同通信57・6%に達した。鳩山由紀夫内閣誕生当時の支持率に近い水準となった。逆に、「期待しない」は3社とも3割台だった。
鳩山内閣の支持率は辞任表明直前で「退陣水域」の20%前後をさまよっていたが、菅氏登板で大幅に改善し、「首相交代」効果が鮮明に表れた形だ。
菅新首相誕生で政党支持率も反転した。3社とも3割前後に軒並み回復し、共同の調査では15ポイントも増えた。一部の報道機関による前回調査では、自民党に抜かれていたが、こちらも首相交代効果で民主党が「第1党」に返り咲いた。
これに比例して夏の参院選投票先も朝日で33%(前回20%)、毎日34(同22%)、共同32・6%(同19・9%)とそろって改善した。そのあおりを食って、自民党や第3極政党は落ち込んだ。
民主のV字回復は地方選で如実に表れた。参院選の前哨戦と位置づけられた横浜市議泉区補選の投開票が6日行われ、民主党系候補が初当選した。民主、みんなの党、自民の3新人で1議席を争う激戦だった。民主党候補の陣営は「最初は厳しいと思ったが、首相交代で流れが変わった」と表紙替え作戦が奏功したことを認めた。
官房長官に内定した仙谷由人国家戦略担当相は7日朝、「もう少し(数字が)欲しいね」と漏らしたが、輿石東参院議員会長が「60(議席)いただければ単独過半数。その目標をあくまで掲げていきたい」と述べるなど、民主党内は喜びに沸き立っている。
党・内閣人事では「小沢色一掃」を標榜。これは昨日今日の話だが、先週の幹事長辞任も影響したのだろう。
だがこれで安心してはいけない。
根拠のない憶測ではない。なにせ機関紙「廃刊ヒュンダイ」がご丁寧に解説してくれているのだから。
小沢一郎はこのまま消えるのか 隠然たる影響力を維持するのか
(2010年6月7日(月)10時0分配信 日刊ゲンダイ)
鳩山首相から「幹事長も職を引いていただきたい」と引導を渡された小沢幹事長。小沢本人も記者団に「私が皆さんと会うのも最後だ」と意味深なセリフを言い残している。
小沢一郎はこのまま表舞台から姿を消し、力を失ってしまうのか。それともヤミ将軍として隠然たる影響力を維持するのか。
「菅直人は3日の会見で『小沢幹事長には、しばらく静かにしていただいた方が、民主党にも、日本の政治のためにもよい』と口にしています。小沢一郎を重用する気はないでしょう。むしろ、少しでも小沢色を排除していくはず。バラバラだった反小沢一派も菅直人の下でまとまりつつある。急速に影響力を低下させるはずです」(民主党関係者)
しかし、その一方で、たとえ無役になっても絶大な権力を握りつづけるという見方も根強い。
「小沢一郎の凄さは、役職についていようが無役だろうが、関係なく影響力を発揮できることです。政治家としてのパワーが違う。そもそも、党内に150人の勢力を抱えるのに、完全に排除できるはずがない。しかも、ほかのグループと違って小沢グループは結束が固い。小沢本人もヤル気満々です。7月の参院選も、自分が幹事長として擁立した候補者を、徹底的に支援していくのは間違いない。9月の代表選では、巻き返しに出てくるはずです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
なにより、小沢一郎ほど選挙や国会運営を熟知している政治家はいない。いずれ、菅直人も頼らざるを得なくなるはずだ。
大マスコミの目を気にして、無理やり小沢排除をする必要なんてない。使える場面、頼りたい部分では小沢の力を活用すればいいのだ。大事なのは民主党政権の安定と強化なのである。
(日刊ゲンダイ2010年6月4日掲載)
さあ…有権者の皆さん、これでもミンス真理教に票入れますか?
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