【民主党】谷擁立に「なめるな」
そう言えば一昨年の北京殺戮五輪での代表選出は「負けても代表」と揶揄されたものだが…
政治は“片手間”谷亮子氏の現役続行宣言に「なめるな」の声
(2010年5月11日(火)17時0分配信 夕刊フジ)
女子柔道の五輪金メダリストの谷亮子氏(34)が、民主党から夏の参院選の比例代表で出馬することを表明した。小沢一郎幹事長(67)は「100万、1000万の味方を得たような感じだ」と語ったが、数字に「票」と付ければその期待の高さは分かりやすい。しかし、谷氏が現役続行を表明したため、「政治も柔道もなめている」と厳しい声も広がっている。
谷氏は10日の出馬表明後、記者団に「今年中か年明けにも復帰したい。とりあえず両方がんばる」と述べた。青写真としては、7月の参院選に当選後、国会議員をしながら試合に出て結果を出し、ロンドン五輪出場に必要なポイントを稼ぎたい考えだ。
永田町では「当選は確実。数十万は当然として、100万票近く取るかもしれない」(事情通)と下馬評は高い。
しかし、政治評論家の森田実氏は「二兎を追う者は一兎をも得ず。スポーツで成功した人は一芸に秀でていて、国会議員に専念すればタレント議員やパフォーマンス議員よりも成長する可能性はある。しかし、政治家というのは最も専門的な仕事なので、専念できない人は立候補すべきではない。柔道もそんなに甘いものではないだろう。人間の生き方として間違っている」と一刀両断。
さらに、「民主党議員には、憲法の条文も知らず国会議員になるような、無責任国会議員が非常に多い。そんな国会議員を乱立する小沢氏のやり方はとんでもない。次の五輪を目指す人を擁立するのは傍若無人、理不尽、不見識だ。有名人をやたらと引っ張ってきて、隣に座ってニコニコしているような政治をやっていいのか」と小沢氏の手法を批判した。
また、「普天間問題など、うそとごまかしの連発だ。政治への信用がどんどん落ち、政治家は『いかがわしい人物』、『普通の人間以下』とみられている。これは危険なことで、国が落ちていくことにつながる」と警鐘を鳴らした。
一方、税金の無駄遣いを糾弾してきたジャーナリストの若林亜紀氏は「谷氏が政治家に専念するならいいが、片手間で議員になり、年収2000万というのはなめている。まだ若いし、現役を思う存分やり、後進の指導をしたうえで、出馬する考えもある。まだ早いのでは。人気があるうちに、という思惑が見えて、与党は国民のことを考えていないな、と感じる」と指摘。
そのうえで、「参院は良識の府で、全国比例は国民のための政策を論ずる人が出てくるべきだ。タレント議員ばかり立てるなら、先に議員定数を削減すべきだ」と提言した。
今回「負けたら」…答えは未来のみぞ知る。(冷笑)
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コメント
谷氏の言動に対する指摘。全くその通りです。
民主党に対する評価も、賛同いたします。
国民は、谷氏を候補とした民主党に更なる失望感を覚えている。
投稿: | 2010年5月11日 (火) 23時00分
コメントありがとうございます。
永年政権を担ってきた自民党ならまだしも古参議員のフォローも期待できますがミンス真理教では無理。谷女史は自らのキャリアに自ら終止符を打ったかも!
投稿: 中谷 裕 | 2010年5月12日 (水) 18時40分