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2010年5月 6日 (木)

【民主党】ルーピー迷走

何処にも通用しない、アリバイのおわび行脚はもう結構。

参院選対策?小泉さんまねた?首相訪問に困惑
(2010年5月5日(水)21時19分配信 読売新聞)

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題の「5月末決着」まで1か月を切り、鳩山首相が乾坤一擲(けんこんいってき)の沖縄初訪問に踏み切った。

 「最低でも県外」とぶち上げて県民の期待をあおったことを平謝りすることで、公式に「県内移設」へカジを切ろうと狙ったものだ。だが、ようやく現地入りしても、首相から具体的な移設案の説明はなく、沖縄の怒りと失望は一段と深まった。

◆おわび行脚◆

 4日午後、米軍普天間飛行場に隣接する宜野湾市の普天間第二小学校で開かれた鳩山首相と沖縄県民の対話集会。

 「沖縄の皆さんに負担をお願いしなければならない状況であることを改めて申し上げなければならない。本当につらいことですが」

 約1時間10分に及ぶ集会が終わりに近づき、首相が締めくくりのあいさつを始めると、それまで静かだった会場からヤジが飛んだ。

 「公約を守ってください。これ以上、我慢できません」。これをきっかけに会場はざわつき、首相はヤジにさらされた。首相は「これが第1回目の対話。もう来るな、と言われるかもしれませんが、皆さんの気持ちをさらに学ぶ機会をいただきたい」と低姿勢を貫いた。首相が去る際、参加者からは拍手一つ起きず、冷ややかなムードで終わった。

 沖縄では、4月25日に仲井真弘多(ひろかず)知事ら全自治体の首長らが出席し、大規模な「県内移設反対」の県民大会が開かれたばかりだった。直後に首相が正反対の案を携えて乗り込めば、火に油を注ぐのは明白だった。首相周辺は「体を張って止めようとしたが、どうしようもなかった」と打ち明ける。

 それでも首相があえて沖縄入りに踏み切ったのは、自らが期限を切った「5月末決着」に向け、「成算があるわけではないが、とにかく乗り込んで謝罪し、局面を打開しようという気持ち」(周辺)からだった。

 昨年9月の首相就任後、一度も沖縄を訪問していないという野党の批判をかわすと同時に、「地元の合意」を重視する米側にも努力の跡を示す必要があった。

 首相は昨年12月15日、現行計画の名護市辺野古以外を候補地とする方針を表明。その後、平野官房長官が中心となって候補地を模索したが、米国、沖縄、社民党の3者の理解を得られる「解」を見いだせないまま行き詰まった。さらに、鹿児島県・徳之島でも移設反対集会が開かれるなど、八方ふさがりの状態だった。

◆アリバイづくり◆

 だが、首相の「体当たり」が局面打開の決め手になるかどうかは疑わしい。

 「首相の考えていることはだいたいわかる。対話集会を『沖縄と話をした』というアリバイづくりに使われたらたまらない」。対話集会に出席した男性は記者団に怒りをあらわにした。

 今回の訪問では、仲井真知事との会談をはじめ宜野湾市での対話集会までほぼすべて報道陣に公開した。

 このため、「小泉首相の再訪朝の時の対応をまねたのだろう」(政府関係者)との見方が出ている。2004年5月、北朝鮮による拉致問題解決のために再訪朝した小泉首相(当時)が帰国後、報道陣に見せる形で拉致被害者や家族らへの説明会を開催。安否不明の家族らから批判を一身に受けても耐えた姿勢が評価されたことを参考にしたという見方だ。

 また、この時期の首相訪問について、夏の参院選対策だとの指摘も出ている。

 「参院選まで持ち越すと、責任を持った政治にならない。その後に県知事選も控えている」

 宜野湾市内のホテルで基地所在市町村長と会談した首相は「5月末決着」の理由について、こう説明したという。出席した島袋俊夫うるま市長は「(選挙日程を優先させた日程だったことに)あぜんとした。『本当に総理か』とショックを受けた」と批判した。

 (政治部 杉田義文、那覇支局 松浦篤)

「いったい何をしに来た」説明不足に沖縄怒り
(2010年5月5日(水)21時21分配信 読売新聞)

 「首相がお見えになって、いろんな『思い』を言って行かれた。(しかし)政府で一体これまで何をやってこられて、結局はどういう方向に進めようとしているのか、絵が見えない」

 仲井真知事は4日の首相との会談後、記者団に何度も「絵が見えない」と繰り返し、首相が政府案の具体的内容に言及しなかったことに怒りをあらわにした。

 首相が政府案の具体的内容を説明しなかったのは、米国との本格的な実務協議が遅れているためだ。

 政府は名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画の修正案と、鹿児島県・徳之島へのヘリコプター部隊の移転を組み合わせる政府案を固めている。首相が県庁にいる同じ時刻、防衛省では、日米の実務者協議が開かれ、この案の運用技術面での協議が行われていた。

 米側は徳之島へのヘリ部隊移転について「陸上部隊との距離が遠すぎる」などと反対している。米側との調整が進まなければ、沖縄には具体案を示せないわけだ。県側では「いったい何をしに来たのか」(幹部)との批判が一層強まった。

 また、首相は4日、「普天間の危険性の除去と沖縄の負担軽減をパッケージで考えていく時、どうしても一部の負担を(沖縄に)お願いせざるを得ない」と語るなど、「パッケージ」という初めての言葉を何回も強調した。

 徳之島へ普天間の機能の一部を移転し、全体として沖縄の負担軽減を図るためには、県内移設も容認してもらわないといけないという考え方だ。しかし、県側からは「もし徳之島がノーと言えば、すべてを沖縄にということになる」との反発が早くも出ている。

米は地元合意を見極め、協議長期化の見方も
(2010年5月5日(水)22時28分配信 読売新聞)

 【ワシントン=小川聡】米政府は、鳩山政権が米軍普天間飛行場の移設先を名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部とする現行計画の修正案をまとめたことを受け、4日、日米外務・防衛当局の本格的な実務者協議に応じた。

 今後は、軍事運用面の実現性に加え、鳩山政権がどのように沖縄の地元自治体などの合意を取り付けるのか、慎重に見極めたい考えだ。

 4日の実務者協議について、関係者は「頭の体操をした程度だ」と述べた。「県外・国外」という実現困難な構想から、現行計画の修正案に回帰してきた日本政府案をある程度は評価する一方、本腰を入れて詰めた議論をするムードでもない、という。最大の理由は、「鳩山政権は信用できない。真剣に話す気になれない」(日米関係筋)ためだ。

 もう一つの理由は、技術面の問題だ。日本側が模索する埋め立てによる現行計画から、杭(くい)打ち桟橋方式への工法の変更を米側が「微修正」として受け入れるかどうかは不透明だ。桟橋方式は、テロリストの攻撃対象であるなど、過去に却下した経緯がある。

 また、米政府は日米協議を拒否したことによって、普天間移設問題の頓挫が米側の責任にされることも警戒している。頓挫の結果、「『鳩山政権をつぶしたのはアメリカだ』と日本の世論に受け止められるのは得策でない、とみているようだ」(日本政府筋)という。

 米政府内では、日米の合意は容易ではないが、日米同盟の不安定化を避けたいとの思いもあり、最近は「協議の長期化はやむを得ない」との見方も強まりつつある。

鳩ぽっぽは今すぐ首相、いや議員を辞職し政界から去るべし。

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コメント

民主党が強行採決をしているとき、民主党の三宅が駈け寄って、人の動きに巻き込まれて倒れた。それを本人にふれてもいない甘利をおとしめようとする汚い民主党は、懲罰などと、もはや頭が狂っているのか、やはり詐欺師民主党!汚なすぎる民主党!

投稿: 当たり屋民主党 | 2010年5月15日 (土) 02時05分

車椅子で登院とか大袈裟だと思っていましたが、やはり確信犯だったんですかね。
「折れたのが●の骨でなくてよかったですね」と言ったところでしょうか!(冷笑)
コメントありがとうございました。

投稿: 中谷 裕 | 2010年5月15日 (土) 09時12分

民主党の議論なき、強行裁決!10回目、国会で議論されない法案がどんより通される。民主党の暴走は続く。

投稿: 笑い家畜殺し赤松 | 2010年5月29日 (土) 15時41分

自由な議論は必要ないということなのでしょう。民主国日本には不要な独裁集団ですね!
コメントありがとうございました。

投稿: 中谷 裕 | 2010年5月30日 (日) 17時31分

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