【民主党】二兎を追えば…
はいはい頑張ってね…
“八方美人”鳩山いかんぜよ! 政権吹っ飛ぶ“3爆弾”
(2010年3月27日(土)17時0分配信 夕刊フジ)
歴史的な政権交代で誕生した鳩山政権。発足から半年余りで内閣支持率は「危険水域」目前まで落ち込んだ。鳩山由紀夫首相は夏の参院選をにらみ、政権浮揚への意欲をにじませるが、いつ暴発してもおかしくない“爆弾”を抱える。在日米軍の普天間基地問題、政治とカネ、そして閣僚のスキャンダル…。処理を誤れば、政権もろとも吹き飛ぶだけに、今後の扱い方が注目される。
「最終的には政府案を一つにまとめなければ交渉はうまくいかない。3月いっぱいをメドにしながらまとめる努力をしている。極力、県外に移設する道筋を考えたい」
政権を直撃しかねない「爆弾」の一つ、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)移設問題。首相は26日の記者会見で、自ら設定した5月末決着に改めて意欲を示した。
政府は同日、(1)キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市など)陸上部に機能を移転(2)最終的に米軍ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)沖に代替基地をつくる-「2段階移設案」を米政府や沖縄県に示した。同時に、米軍の訓練機能を鹿児島県の徳之島などに分散し、沖縄県の負担軽減を図ることも検討している。
しかし、県側は強硬姿勢を変えない。移設案を示した北沢俊美防衛相に対し、仲井間弘多知事は「県外移設は県民の強い要求。それを踏まえてよい形でまとめてほしい」と逆・門前払い状態。首相が昨年の総選挙で「最低でも県外移設」と豪語しただけに、「寝た子を起こした罪は重い」(自民党関係者)。
キャンプ・シュワブ沿岸部の移設が最善との姿勢を崩さない米政府も反発。連立与党の社民党も「受け入れられない計画だ」(福島瑞穂党首)と反対しており、5月決着への「出口戦略」は全く見通せない。
仮に、期限を守れず先送りすれば、首相の退陣論が吹き荒れ、鳩山政権沈没は不可避。自民党中堅議員は「八方美人的に耳障りのいいことばかりいって、自分で八方ふさがりに陥っている」とあきれ顔だ。
「政治とカネ」の問題も、再び爆発しつつある。
2010年度予算が成立した25日、毎日新聞は民主党の小沢一郎幹事長の元秘書で、たもとを分かった高橋嘉信元衆院議員のインタビューを掲載した。
この中で、高橋氏は、小沢氏が岩手県内のダム工事に絡み「天の声」を発していたことを認め、見返りにゼネコンに2000万円分ものパーティー券を購入させていたことを暴露したのだ。
「高橋氏は長く迷っていた。秘書にとってオヤジ(=議員)の秘密を守ることは絶対だからだ。しかし、小沢氏の資金管理団体の土地購入事件では、秘書ら3人だけが逮捕・起訴され、小沢氏は不起訴となった。高橋氏は秘書を犠牲にし、自分だけ潔白を主張する小沢氏を許せなかったようだ」と関係者は語る。
最近、東京地検特捜部が高橋氏に接触し、事情聴取したという。高橋氏の爆弾証言や極秘資料は、検察審査会の行方を左右するだけでなく、「国内最強の捜査機関」の戦闘態勢にも影響する可能性があるのだ。
一方、銀座ホステスを「掃除」のためだとして、議員宿舎に連れ込んでいた中井洽国家公安委員長兼拉致・防災担当相。この不祥事も爆裂寸前だ。
中井氏は「問題ない」と開き直るが、みんなの党の渡辺喜美代表は「公安委員長、防災担当相という職責から考えてもおかしい。自民党時代なら即刻辞任だ。タガが外れた内閣だ」と批判。「スクープした週刊新潮が次号で続報を打つようだ。決定的なものではないか」(官邸周辺)との情報も流れている。
「今は厳しい時だからこそ、(国民から)『お前は総理として頑張れ』というお気持ちを頂いていると思い、自らを励ましているところだ」
鳩山首相は26日の記者会見でこう語ったが、“断末”の一撃でもみせてほしい局面なのに、どんな事態になっても、ひたすら他人事でしかないようだ。
この夏に惨敗して政治生命終わるまで!!!(冷笑)
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