「グアムはない」
米海兵隊幹部「移設に4条件」…作戦効率確保など
(2010年2月18日(木)2時6分配信 読売新聞)
来日中のキース・スタルダー米太平洋海兵隊司令官は17日、都内で読売新聞のインタビューに応じ、沖縄の普天間飛行場移設先を考える上では「(日米)同盟を支えるため、部隊を訓練し展開し続けられる作戦上の効率性」確保など、4条件を満たす必要があるとの見解を示した。
司令官は、沖縄の戦略的立地の重要性も指摘した上で、「グアムは沖縄の代替地にはならない」と断言して、社民党が検討する米領グアムへの移設を明確に否定した。
スタルダー司令官が条件に挙げたのは、〈1〉作戦効率の確保〈2〉地元利益〈3〉安全性〈4〉暫定策でなく永続的な解決策――の4点。鳩山政権内で浮上している個々の移設案についての評価は避けたが、嘉手納基地との統合による作戦行動の複雑化や、海兵隊が持つ陸上部隊とヘリコプター部隊の分離に、難色を示したものと見られる。
専門家の間で、沖縄の海兵隊はヘリ以外の人員輸送手段をほとんど持たず、有事の展開能力がない、との見方があることに対しては、空軍の輸送や商業船調達によって「いかなる緊急事態にも対処できる」と強調。日本駐留不要論については、朝鮮半島や台湾海峡に近い立地の重要性を指摘して、「単なる誤解」と退けた。
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コメント
社民党の福島瑞穂が普天間基地のグアムへの移転を主張しているのは日本のためとは考えられない。
福島瑞穂が決して語ることのない真の意図は、祖国・北朝鮮から遠くへ米軍を移し、抑止力及び祖国への軍事的な脅威を無くすことである。
北朝鮮とグアムの距離は、普天間との距離の2倍以上ある。
鳩山政権は連立なしでは、参議院で過半数を取れないという弱みに付け込んでいる。
鳩山政権とオバマ政権の間に亀裂が入っており、彼女は小躍りして喜んでいるだろう。
彼女の政策は、夫婦別姓、外国人参政権、生まない選択(少子化担当と矛盾)など、およそ日本人なら到底考えられない政策であるのが大きな特徴である。
投稿: 福島瑞穂の隠された意図 | 2010年2月18日 (木) 09時37分
間もなく連立離脱?との観測もあるようですね。と言うより最初から不要でした。「半島へカエレ!」ですね!
コメントありがとうございました。
投稿: 中谷 裕 | 2010年2月18日 (木) 12時27分