【民主党】小沢Xデ―近し?
既に一部、別途記事UP済みご容赦。
小沢vs特捜部、いよいよ大詰め!?ゼネコン一斉聴取へ
(2010年1月5日(火)17時0分配信 夕刊フジ)
民主党の小沢一郎幹事長(67)の資金管理団体「陸山会」による土地購入疑惑で、東京地検特捜部は5日、西松建設の巨額献金事件で政治資金規正法違反罪に問われ公判中の小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)を任意で事情聴取した。また、小沢氏の地元で建設中の胆沢ダムの工事に参入している鹿島、水谷建設などゼネコン各社の関係者を一斉に呼び出す方針を固め、一部については任意で聴取を始めたもようだ。いよいよ小沢氏側と特捜部による最終戦争が始まったのか。
関係者によると、陸山会は2004年10月、東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入。その直前に約3億8000万円が陸山会の複数の口座に分散して入金されていた。この問題では、土地取引を04年ではなく翌年の政治資金収支報告書に記載し、原資も不明として、大久保被告や同会事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)らが刑事告発されている。
大久保被告はこれまで周辺関係者に対し、「小沢氏から土地探しを依頼された。土地を探した後に(石川議員に)引き継いだため、その後の取引にはかかわっていない。資金の流れについては知らない」などと取引自体への関与を否定しており、特捜部にも同様の説明をしたとみられる。
一方、石川議員は先月の聴取の際、土地購入の原資について「小沢幹事長からの貸付金だった」と説明したというが、小沢氏が貸し付けたとされる資金の原資については、まだ十分に解明されていない。
こうした中、水谷建設(三重県桑名市)の経営トップが特捜部の聴取に「04年10月中旬、都内のホテルで小沢氏側に現金5000万円を手渡した」と供述。資金提供があったとされる数日後に同額の金額が陸山会の口座に入金されていたことが明らかになっている。
特捜部は関連を慎重に調べており、東北地方での公共工事受注などをめぐり、小沢氏が関連する各種政治団体に献金したとされる複数のゼネコンの担当者らを一斉聴取し、事案の全容解明を目指すことが不可欠と判断したとみられる。
小沢氏をめぐる「政治とカネ」問題では、すでに西松建設違法献金事件で大久保被告の公判が始まっている。
昨年12月18日の初公判では、検察側が冒頭陳述で、小沢事務所が80年代以降、岩手・秋田県内の公共工事の本命業者選定に強い影響力を持って「天の声」を出し、ゼネコンに多額の献金を要求していたと指摘。対する弁護側が「受注業者を決定する権限などない」などと否定して無罪を主張し、全面戦争の様相を呈している。
こうした中、小沢氏周辺も反撃ののろしをあげ始めた。
民主党の山岡賢次国対委員長は4日夜、CS放送の番組で「検察で調査したものをリークするのは違法の固まりだ。それでマスコミをあおって国民をあおってムードをつくる」と述べ、検察の姿勢を批判。さらに、「(検察が)マスコミを使っていろいろ言うのはまさにアジテーターだ」とも述べた。
通常国会開会を前に、事態は風雲急を告げつつあるようだ。
小沢氏に聴取要請へ
(2010年1月6日(水)0時19分配信 共同通信)
小沢民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題で、東京地検特捜部が小沢氏に対し、近く任意の事情聴取に応じるよう要請する方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。04年の購入当時、事務担当だった石川衆院議員が「小沢先生から現金を受け取り、購入に使った」と供述していることが判明。特捜部は小沢氏に説明を求める必要があると判断したもようだ。
「政治とカネ」の問題…日本の自浄能力を歴史が見守っている。頑張れ特捜!!
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