【民主党】小沢一党独裁?
複数政党制はNGですか、そうですか。
小沢、新年会で吠えた!!「自民党壊滅作戦」メラメラ
(2010年1月4日(月)17時0分配信 夕刊フジ)
新年早々、民主党の小沢一郎幹事長が「自民党壊滅作戦」に意欲を燃やしている。平成維新を成し遂げた昨年の政権交代以降、予算陳情を幹事長室に一元化して、自民党支持の業界団体などを冷遇。一方で今年夏の参院選に向けては、改選定数2の「2人区」で議席独占を狙い、民主安定政権を確立するシナリオを描いているという。
「本当にここ一番というときに自分たちの手で政策を決定し、国会を通過させる力を持つことが非常に大事だ」
小沢氏は1日午後、東京・深沢の私邸に国会議員166人を集めて開いた恒例の新年会で、単独過半数獲得の意義を熱く説いた。参院選日程にも直結する通常国会の召集日は、今月18日が有力視されている。
政権交代から3カ月半、連立政権は決して安泰ではない。社民党の福島瑞穂党首は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転問題で、日米合意通りにキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する場合の連立離脱をチラつかせて揺さぶる。国民新党の亀井静香代表は、2009年度第2次補正予算案について大規模な財政出動を求め続けた。
小沢氏は、参院選後も連立体制を維持する意向だが、民主党単独で過半数を制すれば、連立政権の性格は大きく変質する。「遠慮する理由はなくなる。2党も好き放題言えなくなる」(小沢氏側近)というわけだ。
参院選をにらんだ最初の布石は、自治体や各種団体からの陳情の一元管理だった。小沢氏は12月16日、陳情を踏まえた予算の重点要望を鳩山由紀夫首相に提出した際、「(自民党寄りの)団体には厳格に対処している。選挙あっての政権ではないか」と言い放ったとされる。
典型例が土地改良事業費の半減要望だ。全国土地改良事業団体連合会の会長を務める、自民党の野中広務元幹事長は民主党幹事長室に“復活”を陳情した。かつての仇敵による脱帽平伏にも、小沢氏は容赦しなかった。事業費は最終的に約4割までカット。自民党が参院選で公認していた団体推薦候補は「組織に迷惑を掛ける」と出馬辞退を強いられた。
診療報酬の改定率では「歯科」(2.09%)が「医科」(1.74%)を上回った。政権交代後、日本歯科医師連盟は参院選での自民党からの候補擁立方針を撤回し、民主党になびく。一方、日本医師連盟は再選を目指す自民党現職の支援方針を変えていない。「信賞必罰」(民主党関係者)はあからさまだ。
改選議席2人以上の選挙区での複数候補の擁立方針も揺らがない。小沢氏は、身内同士で競い合うことが、民主党票全体の底上げを図る近道だと踏んでいる。
「『民主対民主』の生き残りをかけた戦いを大々的に繰り広げ、自民党を完全に土俵の外に追い出す作戦だ」と選対幹部。小沢氏も「衆院中選挙区時代の自民党は、これで力を付けたんだ」と周辺に繰り返す。
土地購入疑惑で、東京地検特捜部による捜査が着々と迫る中、剛腕幹事長は政治力をさらに強化することで、正面突破を図るつもりなのか。
福島さん、亀井さん…明日は我が身ですよ?(冷笑)
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