【民主党】まず円安煽動?
いきなり、やってくれましたね。
為替発言“確信犯”? 菅財務相、波乱含みの船出 日航対応、分かれる評価
(2010年1月8日(金)8時0分配信 産経新聞)
鳩山政権初の閣僚交代で7日スタートを切った菅直人財務相だが、「円安誘導」とも取れる発言で円相場を急落させるなど、金融市場はいきなりショックに見舞われた。新しい主を迎える財務省では期待と不安が交錯し、懸案の日本航空の再建問題でも関係者の間で菅氏の見方は分かれるなど、波乱含みの“船出”となった。
■市場対話「不安」
「為替については、あまりうかつに答えると、とんでもないことになるということは私も知っているので、本当なら答えない方がいいと思うが…」
7日、会見に臨んだ菅財務相が含み笑いを浮かべたのは、為替の質問が出たときだった。「もう少し円安の方向に進めばいいなと思う」。異例の“口先介入”。その発言はすぐに外国為替市場に伝わった。政府・日銀による市場介入への警戒感が一気に広がり、円売りが加速していった。
藤井裕久前財務相は円高を容認する姿勢だっただけに、市場では菅氏就任による円安期待が高かった。だが、実際に相場が大きく反応する発言を行ったことに市場は「財務相の発言としては直接的過ぎる。市場との対話に不安を抱かせる」(野村証券の木内登英(たかひで)経済調査部長)などと指摘する。
菅氏の「円安誘導」は初めてではなく、これまでも「ある程度の円安は好ましい」などの発言を繰り返してきた。ただ、昨年11月と比べると足元では8~9円も円安が進み、実際に当局が介入に動く可能性は低い。市場では「参院選を意識しているのでは」(エコノミスト)と“確信犯”の疑いをかける見方もある。
■“法的整理論者”
一方、財務相の喫緊の課題には日航再建問題もあるが、菅氏はこの日の会見では「企業再生支援機構が支援することになる」などと当たり障りのない発言に終始。それでも利害関係者の受け止め方は分かれる。
主力行の日本政策投資銀行は財務省所管。法的整理も視野にあるとされる菅財務相について、日航が支援を求めた企業再生支援機構は評価しているが、法的整理におびえる日航は不安を隠さず、金融機関も「“法的整理論者”が最後のとりでに立ちふさがるのだから厳しい」(メガバンク幹部)とあきらめ顔だ。
みずほ証券の瀬川剛エクイティストラテジストは「そもそも経済の手腕は未知数。鳩山政権の浮揚材料にもリスクにもなる」と指摘している。
法的整理が必要なのは友愛内閣そのものでは?(冷笑)
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