【民主党】野党は粛清?
旧敵は殲滅、ですか…
もう次の一手 小沢一郎 自民党焦土作戦の凄まじさ
(2009年11月21日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ)
民主党が「議員連盟のあり方検討チーム」の設置を決めた。現在、議連の数は衆参で400を超える。乱立する議連の整理や統合、政策決定への関与の仕方などをルール化するのが目的だ。年内をメドに結論を出すとしているが、実はコレ、陳情の幹事長室一本化に続く、小沢幹事長の“自民潰し”とみられている。
議連は自民党がボコボコ立ち上げ、党の政策決定において、部会の諮問機関のような役割を担わさせてきた。議連が利害関係のある団体からきめ細かいヒアリングをして、それを部会に上げ、政調で政策が決定される。そんな流れだ。議連を通じて議員立法がつくられることも多かった。
「『日韓議連』など外交関連の議連や、業界団体の意をくむ産業別の議連はパワーを持っていたものです。特に、産業別議連の会長や事務局長は族議員のドンになり得た。小沢さんは、与党民主党が中心となって議連見直しをやることで、こういった団体を自民党から徹底的に引きはがそうとしているのでしょう」(自民党関係者)
まずは超党派議連がターゲットになる。政権交代したのだから、自民党議員が就いていた代表職を民主党議員に代えろと要求するのだ。抵抗するなら民主党だけで別の議連をつくってしまう。
既に「日韓議連」では、元首相の森喜朗会長に代わって民主党から新会長を出すべきだという議論が起きている。他にも農水系の複数の議連が、「自民党がイニシアチブを取れない」ことなどを理由に、最近解散したという。自民党議連はガタガタだ。
「議連には、政府の目が届かない部分に光を当て、政治的配慮をする『功』の部分と、族議員や利益団体をつくる『罪』の部分がありました。小沢さんは、『族議員をなくす』という大義を掲げ、業界団体を自民党から引っぱがし、民主党に協力させるという“選挙対策”も狙っている」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
小沢流の自民党焦土作戦は、とどまるところを知らないようだ。
(日刊ゲン59ダイ2009年11月18日掲載)
某国の前近代史にそっくりですね。(冷笑)
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