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2009年11月25日 (水)

【民主党】ママから小遣い9億円

実録「華麗なる一族」?

鳩山、ママから9億円のお小遣い!?姉から“隠し献金”も
(2009年11月25日(水)17時0分配信 夕刊フジ)

 鳩山由紀夫首相の故人・架空献金疑惑で25日、今度は首相の母親や姉から資金提供を受けていた疑惑が浮上した。首相の母親から5年間で約9億円の資金提供を受けていたほか、地元・北海道の首相関連政治団体には母親と姉から計600万円の「隠し献金」が行われていたというのだ。首相はこれまで、母親ら親族の資金提供について「ないと信じている」と語っており、矛盾が浮き彫りになった。

 東京地検特捜部は、会計事務担当だった元公設秘書が首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の収支報告書に記載した虚偽の収入の総額は約3億円程度に上ると判断。この資金の原資に関して解明を進めるているが、関係者によると、元公設秘書は、大手タイヤメーカー「ブリヂストン」創業者の長女である首相の母親から年1億8000万円、昨年までの5年間で9億円に上る資金提供を受け、政治活動費などに使っていたと説明しているという。

 元秘書が母親側に対し「資金が足りない」と持ちかけたことを契機に、資金提供が始まったとされ、この一部が虚偽献金に充当された可能性があるとみて特捜部では解明を急いでいる。

 これらの資金が母親から友愛政経懇への寄付であれば、年間150万円の上限をオーバーし、政治資金規正法の量的制限に抵触する疑いがある。また、首相への個人的贈与であれば、首相には贈与税の支払い義務が生じる。

 しかし、貸付金であればいずれの問題も生じず、元秘書は資金提供は鳩山氏個人への貸し付けだったと説明しているという。

 また、首相の関連政治団体「北海道友愛政経懇話会」が05年以降、母親と姉から年150万ずつ献金を受けていたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していなかった「隠し献金」の存在も浮上した。隠し献金は少なくとも2年間で計600万円に上り、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」から口座振り込みで入金していたという。

 母親や姉ら親族からの資金提供について、首相は4日の衆院予算委員会で「ないと信じている」と答弁。母親らからの資金提供に加え、その一部が虚偽記載の原資となっていたとすれば、明らかにこれまでの発言と矛盾する。

 自民党の石破茂政調会長は25日、「本当に母親から受け取ったなら、それをどういうものと認識していたのか事実関係が問われる。貸し付けというなら政治資金収支報告書に記載されていないといけない」と一層の説明責任を求めたが、今後、野党側が「鳩山家資金」も含めた献金疑惑の追及を強めることは間違いなさそうだ。

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