【支那】空でも宇宙でも軍拡
数日前の記事だが…
中国空軍60周年 主導権掌握に意欲 宇宙作戦と連動 「空の軍拡は必然」
(2009年11月7日(土)8時0分配信 産経新聞)
【北京=野口東秀】中国人民解放軍空軍は今月11日に創設60周年を迎えるが、空軍トップの許其亮司令員は国営新華社通信などに対し、「21世紀は空の時代。無限の空域を制すれば、陸上、海洋、電磁領域において戦略的主導権を掌握できる」と述べた。中国が宇宙での作戦と連動した形で、質量ともに世界トップレベルの空軍を構築する意欲を示したものと受け止められている。
許司令員は中国軍が「国土防衛型」から「攻守兼備型」に転換する方針をあらためて示した上で、空軍全体の能力を格上げする方針を鮮明にした。「空および宇宙での軍事競争は避けられず、歴史的必然だ」との認識も表明した。
一方で中国は、国際社会での中国脅威論の高まりを警戒している。胡錦濤国家主席(中央軍事委員会主席)は6日、60周年行事に参加するため訪中した防衛省の外薗健一朗航空幕僚長ら30カ国の代表団と会見した際、「防衛のための国防政策を堅持する」とし、宇宙開発も「平和利用を堅持する」と、脅威論の沈静化に努めている。
現在、中国軍は1500機程度の戦闘機を保有しているとみられ、軍事専門家などによると、自衛隊機のF15などに相当する戦闘機は「スホイ27」76機、「スホイ30」76機、「殲10」が60~80機、「殲11」95~116機など計350機前後で、同等格の日本の戦闘機の数を超えている。
米軍のステルス戦闘機F22など世界最新鋭機に匹敵する戦闘機の開発も目指しており、ウクライナの企業と共同でエンジン開発を進めているとされる。東アジア問題を研究する霞山会の阿部純一主席研究員は「戦闘機の質、量を増加させることは間違いない。将来、太平洋地域で米軍が航空兵力の優位を失い、日本の防衛体制にも悪影響が及ぶ可能性がある」と警告する。
中国は今年も軍事演習を増加させており、6月にシンガポールやモンゴルと、7月にはロシアと共同演習を実施。8~10月には4大軍区をまたぐ空軍を軸とした広域演習などを4度にわたって行っている。
あのう、オバマさん…ちゃんと見てる?
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