【民主党】「ネクスト」の舌禍癖
日本人にキビシイ? 鳩山&岡田、過去の“舌禍癖”
(2009年5月15日(金)17時0分配信 夕刊フジ)
民主党代表選で争う岡田克也副代表と鳩山由紀夫幹事長。どちらが勝っても対決することになる麻生太郎首相は、失言や発言のブレが一因となり、支持率を落としてきた。果たして民主党新代表はいかがなものか。岡田、鳩山両氏の“舌禍癖”をひもといてみた。
通産官僚出身の岡田氏は、「クリーン」「くそまじめ」といわれ、街頭演説でも政策を懇切丁寧に説明することで知られている。その岡田氏にあって、よく知られている失言は、党政調会長だった2002年5月の記者会見での発言だ。
「亀井静香(当時は自民党)さんだけは死刑を適用することが必要なんじゃないか」
岡田氏は冗談だと強調したが、亀井氏は「民主党政権なら私は死刑だ」と応戦。亀井氏は現在、国民新党の代表代行で、「岡田氏の不安材料のひとつは野党共闘」(民主党ベテラン)とされる現状を皮肉る材料としても使われている。
代表を務めていた04年6月には、通産省在職中に、岡田家の資産管理会社の取締役だったことを問題視された。だが、公務員の兼職を禁じる国家公務員法を「知らなかった」と答え、与党から「東大法学部卒で、官僚になった人が知らないはずがない」と攻めたてられた。
また、05年8月にはテレビ番組で「過疎地で1000万円も預金している人が、どのくらいいるかという問題はある」と発言し、イオンの御曹司というイメージから「田舎者をバカにしているのか」との声も起きた。
最近では、今年5月5日付の産経新聞が、前原誠司副代表と岡田氏が個別に訪米した際、ともに米側に「いまの日本は拉致解決に固執しすぎて北朝鮮の核放棄への障害となっている」と発言したと報じ、波紋を呼んだ。発言について本人は否定している。
一方の鳩山氏は、弟の鳩山邦夫総務相が「カメレオン」と評するほど、相手によって発言が変わり、ブレるといわれる。
例えば、核所有の議論について1999年10月、「議題に乗せることすらしてはいけないという発想もいかがなものか」と発言したが、06年11月には「核を何らかの形で国の安全保障に結びつけようと議論することに大変憤っている」と述べ、宗旨変えしている。
また、失言とは異なるが4月、インターネットの動画サイトで「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と発言し、ネットを中心に「どこの国を見て仕事をしているのか」などと炎上したこともある。
ただ、目立った失言はほとんど聞こえてこない。これについて民主党関係者は「代表時代は、『神の国』発言の森喜朗首相、最近では麻生首相など、失言癖がある人に批判のコメントをすることが多かっただけに、他山の石としてきたのか、彼らに隠れていたためメディアが看過してきただけでは」と話している。
三国人の走狗と化したマスゴミが今後も看過するかどうかは当事者のみぞ知るとしておこう。
但し、有権者もまた看過するかは別の話、とだけ。
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