盧武鉉自殺
支那みたいに「死体に鞭を打つ」ようなことは書くべきでないかもしれないが、自殺と言うより
…絵に描いたような自滅ですね。(冷笑)
盧武鉉前大統領自殺 不正資金疑惑の渦中 清廉イメージ失墜のまま
(2009年5月23日(土)17時0分配信 産経新聞)
23日早朝、自殺したとみられる盧武鉉前大統領は、在任中の600万ドル(約5億7000万円)に上る不正供与資金疑惑の渦中にあり、近日は新たに家族の金品授受の事実が明らかになるなど、「清潔と庶民派」のイメージは地に落ち、国民的な失望を一身に受けていた。(久保田るり子)
韓国検察当局は先月末、盧前大統領を収賄容疑の被疑者として事情聴取、前大統領は否認していたが、当局に出頭する前に前大統領は国民に向け頭を垂れ、「国民のみなさんに面目ない。申し訳ない」と謝罪した。一連の疑惑で前大統領は在宅起訴とみられ、妻や家族、秘書官らが連座する公算が大きくなっていた。
大統領退任後、盧前大統領は政界での影響力拡大を狙っていたとされるが、疑惑拡大で自身の政治生命が断たれただけでなく、率いてきた左翼・革新勢力に多大な影響が広がっていた。
盧前大統領は韓国慶尚南道の貧しい農家出身で高卒だが、司法試験に挑戦して弁護士に。1970年後半から人権派弁護士としてならし、弱者保護や福祉重視などを売り物として政界入りした。80年代には全斗煥元大統領の不正蓄財事件を聴聞会で追及。「カネにきれいな盧武鉉政権」が前大統領のキャッチフレーズとなった。
革新政権、金大中政権の後継者として大統領候補となり、保守の腐敗を追及するとともに在韓国米軍による女子中学生轢死(れきし)事件で盛り上がった反米運動に後押しされ、80年代の学生運動世代の圧倒的な支持を受けて第16代韓国大統領に当選。現職時代、内政では「歴史の清算」を政策の柱として過去の人権弾圧の洗い直しや日本植民地時代の親日派断罪などに熱心だった。だが、これにより小泉純一郎首相(当時)との歴史認識問題が拡大、日韓関係は冷え込んだ。
また、南北関係では経済支援を中心に親北路線を強め、金正日総書記との南北首脳会談を実現した。だが、自主外交を主張し、対北政策でも不協和音が絶えなかった日米韓にはすきま風が吹いた。
韓国国民は、盧前政権に庶民の味方を期待した。しかし理念先行が目立ち、経済政策も失敗するなど支持率は低下の一途となり、これが韓国で10年ぶりの保革逆転となった現李明博政権誕生の要因となった。
死んだからといって歴史による指弾は免れまい。全世界の政治家、否政治を志す全人類はよくよく反面教師とすべきだろう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント