テレ朝不況の皺寄せ
「テレビ朝日」制作費150億円カットでタレントが戦々恐々
(2009年5月18日(月)10時0分配信 日刊ゲンダイ)
テレビ不況はこれからが本番――。今週、業界関係者が震え上がる発表が行われた。6月下旬で君和田正夫氏から早河洋氏に社長を交代するテレビ朝日が年間の制作費に大ナタを振るうのだ。
テレ朝の08年度の制作費は903億円だが、09年度はなんと150億円減らし、753億円にするという。前年比約16%減で、08年度は年間20億円程度の削減だったことを考えれば、ビックリの数字である。
これで戦々恐々としているのはタレント。制作会社は業界団体が改善を求めていて簡単にダウンに応じない。そこで矛先は過分なギャラをもらっていたタレントになる。テレ朝は大型単発番組やレギュラーを対象にしていて、まず大物クラスからカットされるだろう。
「まず出演者を減らして制作費をカットし、次はダンピングです。最近では出演者のギャラの一律引き下げを、タレント側から申し出た例もあるほどで、もはや待ったなしです」(事情通)
遊び気分で適当にテレビに出ていたタレントも多いから、当然だ。
(日刊ゲンダイ2009年5月15日掲載)
おや?遊び気分の「報道ステーション」は据え置きですか?(冷笑)
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