【民主党】内ゲバ解禁!!
最悪代表辞職でも影響力を、ねえ…
小沢降ろし解禁…「一番いいのはお引きいただくこと」
(2009年3月26日(木)17時0分配信 夕刊フジ)
民主党の小沢一郎代表による涙の続投会見は、皮肉にも党内の「小沢降ろし」を解禁する号砲となった。25日には前原誠司副代表のグループに所属する議員を中心に、辞任論が相次いだのだ。政治資金規正法違反罪で起訴された小沢氏の秘書が、東京地検特捜部の調べに起訴事実を認め始めたとの情報が流れたことも、党内が浮足立っている背景にあるようだ。
「おわびしながらでは選挙に勝てない。一番いいのはお引きいただくことではないか」
辞任論の口火を切ったのは、「次の内閣」文部科学担当の小宮山洋子衆院議員だった。「反小沢」の代表格である仙谷由人元政調会長も「自ら政治判断をスパッとなさるべきではないか」と記者団に公言した。いずれも前原氏の「凌雲会」に名前を連ねている。
こうした声が噴出してきたのは、起訴された小沢氏の秘書が、東京地検特捜部の調べに対し起訴内容を大筋で認めているとの情報が駆けめぐったことも背景にある。
民主党関係者は「わざわざ小沢氏の会見後に報道されるように、検察はリークした。意図を感じるが効果的だ。これで小沢氏の会見での説明が根底から覆る恐れが出てきたうえ、さらなるリークも予想される。『もう小沢氏では選挙を勝てない、持たない』との見方が広がってきた」と解説する。
同党内における小沢氏続投の容認基準は「次期総選挙で勝てるか」に集約されているが、早くも自民党の菅義偉選対副委員長が「5月衆院解散論」を唱え始めるなど、与党は揺さぶりを始めている。
小沢氏支持グループからは「党内手続きを経て続投が了承されたのに、その後になって文句を言うな」(中堅)との声が出る一方で、「世論調査で民主党の支持率が激減すれば辞めるかもしれない。それならば『捜査に屈したのではなく党に迷惑をかけたので辞める』という理屈になり、影響力が残る」(若手)との声もある。
25日は都内のホテルにこもった小沢氏は、27日の議員総会で経緯を説明する予定だ。
一番いいのは総選挙での民主党惨敗・解体に思えてならない。
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