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2009年2月15日 (日)

めぐみさんも日本語指導

「女スパイの日本語 めぐみさんが指導」金賢姫元死刑囚証言 
(2009年2月15日(日)8時0分配信 産経新聞)

 ■田口さん家族と面会へ前進
 大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚(47)と、北朝鮮で金元死刑囚に日本人化教育をさせられた拉致被害者の田口八重子さん=拉致当時(22)=の家族との面会が実現に向け動き出した。田口さんの北朝鮮での生活ぶりが明らかにされるとあって、家族は「会うことがインパクトになる」と期待をふくらませる。金元死刑囚は田口さんのほかにも横田めぐみさん=同(13)=に関する情報を韓国の月刊誌とのインタビューで語っており、面会は北がひた隠す拉致の“闇”に光を当てる可能性もある。

 「めぐみから日本語を学んだといいます。もちろんその時は、金淑姫(キム・スクヒ)に日本語を教えた女性の名前がめぐみとは分かりませんでした。幼いときに日本から拉致され、性格がおとなしく、拉致されてきた韓国男性と結婚し、娘を産んだと聞きました」

 金元死刑囚はこのほど、韓国誌「月刊朝鮮」のインタビューにこう答えた。

 ≪名前は「スクヒ」≫
 平成14年10月に帰国した拉致被害者の一人は「めぐみさんは『スクヒ』という北朝鮮の女性に日本語を教えていた」と話していたが、金元死刑囚の証言もこれと一致する。

 「スクヒ」。この女は、金元死刑囚の同僚工作員だった。田口さんが金元死刑囚に日本人化教育をさせられたのと同じように、めぐみさんが「金淑姫」に日本語を教えさせられていた構図が浮かび上がる。

 金元死刑囚の著書「いま、女として」(文芸春秋)などによれば、金元死刑囚と「金淑姫」の出会いは1980年春、平壌郊外の工作員専用の東北里10号招待所で、工作員教育のため密封(外部との接触を遮断すること)収容されたときだった。「淑姫」は偽名で、本名は「キム・スネ」。63年生まれだという。

 ≪養成機関で一緒≫
 2人は工作員養成機関で、「肉体と精神を極限状態にまで追いつめる」軍事訓練や射撃などの武器訓練、重い背嚢(はいのう)を背負った夜間行軍、地図で指定場所を探し当てて穴に3日間隠れる訓練などを行った、と金元死刑囚は著書で振り返っている。

 この養成機関は「朝鮮人民軍第695部隊」の隠語で呼ばれていた。北朝鮮側が「死亡」とした日本人拉致被害者8人のうち7人の死亡確認書が部隊の付属病院とみられる「第695病院」から発行されており、拉致被害者に関する北の説明が「怪しい」とされる根拠のひとつになっている。

 「淑姫」が後にどんなスパイ活動を行ったかは明らかになっていないが、今回の田口さんの家族との面会で、金元死刑囚がめぐみさんや「淑姫」についての情報も提供することで、拉致問題に関する北の欺瞞(ぎまん)に満ちたストーリーをあぶりだすきっかけになる可能性もある。

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