【支那】チベット観光激減
このままで済むか否か…
2008年の観光客数が大幅減、観光業界に大きな打撃―チベット自治区
(2009年2月16日(月)8時1分配信 Record China)
2009年2月、チベット自治区旅行局は2008年の観光業統計を発表した。昨年3月のチベット暴動の影響が大きく、観光客数は前年比44%減。BBC放送中国語サイトが伝えた。
昨年3月、チベット自治区ラサ市を中心にチベット族による大規模な暴動が発生、多くの死者が出た大惨事となった。事件後、外国人のチベット立ち入りが禁止されたほか、中国人及び外国人のチベットツアーも禁止されるなど、観光が主要産業であるチベットには大きな打撃となった。
2008年にチベットを訪れた旅行客数は228万人。前年比44%減と大きく数を減らした。観光業界の収入も22億5000万元(約293億円)と前年から25億5000万元(約333億円)も減少している。チベット自治区で商売を営む漢民族ら省外出身者は不景気に苦しみ、チベットから帰ることも考えているという。
もっとも明るい話題もある。昨年11月、12月の旅行客数は前年比で20%増と大きく数を増やした。もともと冬季は旅行のオフシーズンだが、「冬のチベット」旅行を勧める宣伝効果が表れたと旅行局幹部は分析している。このまま2009年は順調に回復したいところだが、今年はダライ・ラマ14世がインドに亡命して50年となる節目の年。世界的な景気悪化もあり、一部では今年も何らかのアクシデントが起きるのではと不安視する声があがっている。(翻訳・編集/KT)
どちらにしても犠牲者が出るとしたら、自称「人民解放軍」の方だけであって欲しいものだ。
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