【支那】魚秀逮捕

以前記事にした件に進展があったのでＵＰ。

ウナギ偽装、魚秀社長ら逮捕　不正利益３億円
（2008年11月16日(日)8時0分配信　産経新聞）

　中国産ウナギが「愛知県三河一色産」と偽装表示して販売されていた事件で、兵庫、徳島両県警の合同捜査本部は１５日、不正競争防止法違反（偽装表示）容疑で、徳島市を拠点とする販売元の水産物輸入会社「魚秀」社長、中谷彰宏容疑者（４４）や、仲卸しの水産物卸売会社「神港魚類」（神戸市）の元担当課長、北本順一容疑者（４０）ら８人を逮捕した。発覚から約４カ月で、関与した８人の一斉逮捕となった。

　他に逮捕されたのは、魚秀の非常勤役員で、水産物加工会社「土佐海商」（高知県南国市）の専務、横山圭一（３９）▽同社社員の上ノ段勝（４０）▽魚秀福岡営業所長の川上智行（４１）▽水産物加工会社「大洋水産」（高松市）元専務、稲山恵誉（よしたか）（４４）▽弟で元同社社員の稲山盛正（３６）▽商社「共同フーズ」（東京都中央区）社長、佐藤弘一（５６）の各容疑者。

　捜査本部は、８人が偽装工作や帳簿だけの取引に関与したと判断。一連の取引で魚秀は約３億円の不正な利益を得たとみられ、捜査本部は詐欺容疑での立件も視野に捜査を進める。

　調べによると、８人は、今年２月９日～４月８日、「三河一色産」などと印刷された段ボール箱に魚秀が仕入れた中国産のウナギかば焼きを詰め替え、３月１０日～４月２１日、京都府内などの仲卸業者９社に２０箱を販売した疑い。

　農林水産省の調査によると、魚秀は今年３～４月、国産を装った中国産のウナギかば焼き約２５６トンを、共同フーズなど東京の商社２社を通したようにみせかけ、神港魚類に約７億８０００万円で販売。神港魚類はそのうち約４９トンを仲卸会社１７社に約１億６６００万円で販売した。

　横山容疑者は、中谷容疑者から相談を受け、偽装作業を指示したとみられ、稲山容疑者らは、偽装工作を請け負った。佐藤容疑者は横山容疑者の働きかけを受け取引に帳簿上かかわったとされる。魚秀側は発覚当初から偽装を認めている。

工作主導、横山容疑者　外車乗り回す「すご腕」　ウナギ偽装
（2008年11月16日(日)8時0分配信　産経新聞）

　兵庫、徳島両県警が１５日、関与した８人を逮捕した中国産ウナギの産地偽装事件。偽装工作の中心的役割を果たしたとみられるのが、高知県南国市の水産物加工会社「土佐海商」専務、横山圭一容疑者（３９）だ。業界では「ウナギのすご腕」と呼ばれ、偽装工作で高額の現金を動かし、地元・高知では高級外車を乗り回していたという。

　横山容疑者は大手水産会社の元社員。サラリーマン時代は中国からウナギを輸入し、国内の仲卸業者に販売する仕事をしていたという。約１０年勤めた後、退社。南国市内に水産物を加工する「土佐海商」を設立し、専務に就任、実質的に経営を掌握した。

　偽装工作の際、発覚を防ぐために魚秀と神港魚類の間に、東京都の商社など２社を帳簿上だけ介在させた。２社の社長は、神港魚類が支払ったウナギの購入代金７億８０００万円を東京・築地の銀行で引き出し、横山容疑者に渡した。その現金はさらに魚秀に渡った。この一連の工作を主導したのが、横山容疑者だった。「私生活は派手」（高知県の水産業者）といい、ＢＭＷやフェラーリなど、高級外車を乗り回す姿も目撃されていたという。

　逮捕直前に中国へ。１５日夜、関西空港に降り立った直後、待ちかまえていた捜査員に逮捕された。兵庫県警兵庫署に入った際の横山容疑者は、帽子を深くかぶり、サングラス姿。ほおには無精ひげが目立ち、すご腕の面影はなかった。

＜食料品＞「外国産より国産品を購入」が８９％　内閣府調査
（2008年11月15日(土)18時16分配信　毎日新聞）

　内閣府は１５日、「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」の結果を発表した。食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶかという質問に対し、国産品との回答が同様の質問をした００年調査比７．１ポイント増の８９．０％に上った。

　国産品を選択する理由（複数回答）は「安全性」が最も多い９割弱に達しており、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受け、輸入食品への不安が大きくなっていることがうかがえた。

　「とくにこだわらない」は１０．１％（００年調査比６．４ポイント減）、輸入品は０．５％（同０．１ポイント増）だった。

　調査は全国の成人男女５０００人を対象に個別面接方式で９月に実施、３１４４人から回答を得た。回収率６２．９％。同種の調査は８７年に始め、今回が７回目となる。

　将来の食料輸入に関する質問では、９３．４％が「不安がある」と回答。理由（複数回答）は「国際情勢の変化で輸入が減ったり止まる可能性がある」が５５．８％で最も多く、国際的な穀物や原油の高騰が国内の食品の値上げにはねかえった最近の事情を反映した結果となった。【木下訓明】

この事件の所為で、今年私はウナギが食べられませんでした…