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2008年11月 7日 (金)

オバマ夫人支持率急落

アンバランスが、ファッションだけの問題ならいいんだけどね?

オバマ夫人“支持率”急落…あのドレスが評判最悪
(2008年11月7日(金)17時0分配信 夕刊フジ)

 圧倒的人気で建国初の黒人大統領就任を確実にしたバラク・オバマ氏(47)だが、こちらも史上初めての黒人ファーストレディーの座を射止めたミシェル夫人(44)の評判が急落した。といっても、ファッションのお話。勝利宣言の壇上、鮮やかな赤と黒のドレスをさっそうと着こなしたが、米メディアの評判は最悪で、全米の奥様方の“支持率”も急落してしまった。

 約12万5000人の支持者を前に、高らかに勝利宣言をしたオバマ氏の傍らで、ひと際存在感を見せたミシェル夫人。すらりとした長身と、ファッション誌「ヴォーグ」に取り上げられたほどのセンスの持ち主として、全米のお茶の間の視線は彼女のファッションにも集中した。

 夫人が一世一代の晴れ舞台に選んだ“勝負ドレス”は、ナルシソ・ロドリゲスなるキューバ系米国人デザイナーの2009年春コレクション。これにかみついた全米の服飾評論家らは口々に「まるでハロウィンのぬいぐるみ」「ニューヨークのカクテルパーティーならいいが、あの厳粛な場にはそぐわない」「勇気は買うが、何か筒状のランプみたいだった」などとコキおろした。

 もともと、ファッションにはこだわらないと公言するミシェル夫人。シカゴ大学病院副院長として、オバマ氏を上回る収入がありながら、テレビ出演の際も400ドル(約4万円)程度の洋服で登場。それでいてセンスの良さが際立ち、ケネディ大統領夫人のジャクリーン・ケネディの再来ともいわれていた。

 また、共和党の副大統領候補、サラ・ペイリン氏(44)が服飾費だけで15万ドル(約1500万円)も使ったことが報じられ、さらにミシェル株が急上昇していたところで、全世界が注目のアノ舞台にあのドレス…。服飾評論家のみならず、全米のセレブウオッチャーや主婦からも大きなため息が漏れたという。

 東京スタイリスト学園経営者の山崎万里子氏も「大統領夫人候補としては、でしゃばり過ぎず主人を陰で支え、また社会福祉に積極的に携わる姿をアピールする女らしい、やわらかい感じの普通の服装がベスト。ご自身の髪や肌の色と比べても、非常にバランスが悪かった」と、こちらも“あのドレス”には否定的。

 次の登場は、来年1月20日の就任式当日の舞踏会。“名誉挽回”なるか、全世界のお茶の間が注目している。

【ミシェル・オバマ氏】
 〇年 齢 44歳
 〇身 長 180センチ
 〇出身地 シカゴの黒人街。市水道局の父親と主婦の母親という労働階級に生まれる
 〇学 歴 プリンストン大、ハーバード大ロースクール
 〇職 歴 法律事務所
 〇子 供 長女・マリア(10)、次女・サーシャ(7)
 〇モットー 「家庭第一」

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