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2008年10月26日 (日)

【支那】空転ASEM

こうなると最初から予想できたのでは?

ASEM閉幕 中国問題、目立つ「提言と実態の乖離」
(2008年10月26日(日)3時33分配信 産経新聞)

【北京=野口東秀】アジアと欧州の45の国と機関の代表が一堂に会したアジア欧州会議(ASEM)首脳会合は25日、閉幕したが、国際社会で関心の高い「人権」「食の安全」など、中国に深くかかわる問題では、提言と実態との“乖離(かいり)”が目立つ結果となった。「アジアの経済大国」として成長する中国は、指導力を問われているが、議長国として無難に会議をこなすことに終始したようだ。

 「人口13億人の大国として重要な一歩を踏み出し、中国製品の質において中国人民と世界の人民の信頼を獲得する」。

 温家宝首相は首脳会議終了後の記者会見で、粉ミルクなどに有害物質メラミンが混入し大きな健康被害をもたらした問題に長い時間を割き、こう答えた。

 アジアと欧州などで中国製品の回収が相次いだことを念頭に置いたもので、食品の生産、保管、輸送などのプロセスで監視を強化、責任の所在を明確化する姿勢を強調したが、日本では同日、新たに中国製品からメラミンが検出されるなど、中国製品への信頼は落ち込む一方だ。温首相の“熱意”は、中国製品を輸入する国の国民には、空回りしている印象は否めない。

 人権問題でも麻生首相が「(北朝鮮の)拉致問題は日本の主権と国民の生命と安全にかかわる重大な人道問題だ。引き続き各国の協力を得たい」と訴えたが、各国から応援発言はなかったようで、議長声明では、「人道上の懸念に対処することが重要」との指摘にとどまり、前回のASEM首脳会合の議長声明とほぼ同じ表現となった。

 ミャンマーの人権・民主化問題でも、欧州が「政治犯の釈放とすべての政治勢力との対話が必要だ」と指摘し議長声明にも反映されたが、前回とほぼ同じ表現にとどまったようだ。

 中国自身も民主化活動家の拘束など人権問題を抱えるが、参加国から明確な言及はなかったとみられ、同会合の限界を露呈した。

いっそNATOが代行しては?(冷笑)

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