【北京五輪】「日本のテロ」?
「日本からのテロ」にピリピリする公安当局
(2008年8月2日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ)
●市内は武装警官だらけ、夜の街は閑古鳥が…
五輪開幕まで10日を切った北京は、日に日にピリピリムードが高まっている。市内はすでに厳戒態勢で武装警官だらけ。中には人民解放軍の狙撃の名手もいるという。金属探知機や防犯カメラも、街のいたる所に設置された。“夜の街”はすでに閑古鳥どころか、ゴーストタウンだ。
「ビルの地下にあるスナックやカラオケ、バーなどは、公安の目が届かないというだけで、期間中の営業停止を命じられた店もある。それを守らないで営業しているのがバレれば、『五輪妨害』という重罪だ。もう商売あがったりだ」(日本人のスナック経営者)
海外からの入国にも、異常ともいえる神経質ぶりだ。
中国の南の玄関口広州市では、ボランティアも含めた約10万人が五輪関連の治安維持活動に参加して、幹線道路で24時間態勢の検問が始まった。
北に目を移せば、北朝鮮からの脱出者を支援する韓国人への警戒も厳しい。
だが、海外からの入国者で中国当局がもっともピリピリしているのは、「日本からのテロ」だという。
「きっかけは長野での聖火リレーです。中国当局は当初、長野聖火リレーがさほどゴタゴタせずに終わるとみていた。それなのにチベット支援団体や右翼団体の抗議活動が予想外の規模だったから、これはちょっとヤバイぞと感じたのです。それに最近も、中国公安当局が気功集団『法輪功』のメンバーの情報提供を日本側に要請しましたが拒否されているから、日本人に対する警戒感は相当強くなっています。中国は、五輪期間中の入国手続きはスムーズだとしきりにアピールしていますが、日本人の入国審査はかなり厳しくなります」(外務省関係者)
中国は、期間中の外国人入国を調整すると明言したが、日本人は例外。日中友好ムードを高めるため、五輪開催中も15日以内ならノービザ入国が可能なのだ。
「ただ、どんな人物が紛れ込むか分からないから、公安当局は極めてナーバスになっている。すでに日本人入国者への警戒レベルを、1~2段階上げたともっぱらです」(前出の外務省関係者)
今月に入って日本人数人が、パスポート不携帯を理由に国外退去を命じられている。現地でのパスポート携帯は形骸化していたから、突然の厳しい措置だ。公安関係者が突然、日本人宅やオフィスにガサ入れまがいにやって来ることもしょっちゅうだという。
こんな窮屈な五輪、行っても楽しめるはずがない。ツアーがガラガラなのもナットクだ。
【2008年7月30日掲載】
テロ虞犯国家・中共と一緒にするな!!
何ならボイコットしましょうか?(冷笑)
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