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2008年7月20日 (日)

【北京五輪】内ゲバサッカー

<サッカー>指揮権剥奪の監督が五輪前の辞任を示唆、お家芸の内紛で暗雲立ちこめる中国サッカー
(2008年7月20日(日)4時11分配信 Record China)

2008年7月18日、「体壇週報」は突如指揮権を剥奪された中国男子サッカー五輪代表チームのドゥイコビッチ監督が五輪開幕前にも辞任する可能性があると報道した。

17日午前、中国サッカー協会の謝亜龍(シエ・ヤーロン)会長は、ドゥイコビッチ監督は健康上の理由から監督業務から退き、以後は敵チームの分析及び練習、試合プランの提出のみを務める」と発表、殷鉄生(イン・ティエション)助監督を実質的な監督に昇格させた。17日夜、ドゥイコビッチ監督は「チームに残るって誰が言ったんだ?」と同紙の取材に答え、五輪前にも辞任することを示唆した。

五輪開幕まで20日余りに迫っての監督解任劇となったが、この波乱の予兆は16日にすでに見られていた。練習前、ドゥイコビッチ監督は突如「多くの事柄はわたしに決定権がない。トレーニングの日程も、選手の選出もだ。残るべき選手が去り、去るべき選手が残っている」とチーム批判を行った。同日夜、ドゥイコビッチ監督と謝会長は長時間の会談を持ったが、関係回復はならず翌日の解任へとつながった。

トゥーロン国際大会で準優勝を果たし国民の支持を勝ち得たドゥイコビッチ監督だが、総監督として挑んだワールドカップ予選の惨敗が命取りとなった。しかし、代表総監督としての失敗が五輪代表監督の解任につながるべきなのか、自由に手腕を振るうことができなかった体制など解任劇への疑問は山積み。いまや中国代表のお家芸となった内紛と監督交代だが、果たしてチームの戦闘力向上に寄与することができるのか。五輪主催国・中国のサッカー代表に暗雲が立ちこめている。(翻訳・編集/KT)

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