政治ショーの費用
<北朝鮮>寧辺核施設の冷却塔爆破 「政治ショー」の見方も
(2008年6月28日(土)0時42分配信 毎日新聞)
【北京・西岡省二】北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)核施設にある実験用黒鉛減速炉(5000キロワット)の冷却塔の爆破作業が27日、行われた。北朝鮮は核問題をめぐる6カ国協議の参加国メディアに現地取材を許可しており、核施設「無能力化」措置の履行を国際社会に印象づける狙いがある。ただ、塔内部の設備は既に撤去されており、爆破は「政治ショー」との見方が強い。
コンクリート製の冷却塔は原子炉から出る水蒸気の熱を放散させる施設で、高さ約30メートル。「北朝鮮の核開発の象徴」とされ、ソン・キム米国務省朝鮮部長らも爆破を見守った。
北朝鮮の26日の核申告書に核兵器の記述はなかった。北朝鮮の経済関係者は「『不完全な申告』を受け入れた米国にとっても、冷却塔爆破は北朝鮮政策で国内の理解を得るのに好都合」と分析する。
北京の外交筋によると、北朝鮮は6カ国協議参加国に冷却塔の爆破費用数千万円相当の負担を要求。日本を除く参加国は基本的に了承した模様だ。
北朝鮮爆破費用なら考えてやってもいいや。(冷笑)
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