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2008年2月29日 (金)

【北京五輪】水泳候補死亡

<水泳部員死亡>両親が日体大を賠償提訴へ 中国・高地トレ

 (2月26日10時43分配信 毎日新聞)中国・昆明で06年3月、日本体育大水泳部2年、宮嶋武広さん(当時20歳)がトレーニング中に死亡したのは、大学側が安全配慮を怠ったためとして、両親が28日、日体大を運営する学校法人日本体育会と男性コーチを相手に、総額約9500万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴する。水泳や陸上競技など持久力を必要とする競技に取り入れられた「高地トレーニング」中の事故で、代理人弁護士は「高地トレーニングを巡って、司法の場で指導者側の責任が問われる初のケースではないか」としている。

 訴えるのは、東大阪市の内装業の父猛さん(59)と母まり子さん(53)。武広さんは05年の日本選手権で男子自由形1500メートル2位、800メートル3位の成績で、北京五輪出場も期待されていた。

 訴状などによると、日体大水泳部は06年3月2日から昆明の標高1900メートルの高地で合宿し、部員10人と男性コーチ1人が参加。武広さんは3月25日午後3時ごろ、50メートルの潜水2本などを終えた直後にけいれんを起こし、意識を失った。病院に運ばれたが約3時間後に死亡が確認された。

 高地トレーニングは心肺機能を高める効果があるとされる。しかし両親は、身体の危険が平地に比べ大きいうえ、潜水も危険度の高い練習だったのに、大学側が▽部員に事前に危険性を周知しなかった▽十分な体調管理をしていなかった▽AED(自動体外式除細動器)を携行し、部員に心肺蘇生法を教えるなどの救助体制整備を怠った▽事故時、適切な人工呼吸や心臓マッサージをしなかった--などと主張している。

 日体大広報課は「当初から重大に受け止め、遺族に状況を報告するなど誠意をもって対処してきた。再発防止にも取り組んでいる。提訴は残念で、現段階でこれ以上はお話しできない」とコメントした。【中本泰代】

さあ、今大会では何人死…

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2008年2月27日 (水)

【北京五輪】暴言女王チンチン

<飛び込み女王暴言>国民も総スカン!8割以上のネットユーザー「中国の印象損なった」―中国(Record China)

2008年2月26日、同月23日に行われた第16回飛び込みワールドカップ後の記者会見で、「女王」郭晶晶(グオ・チンチン)選手の態度や発言が問題になった事件を受けて、中国各メディアでは彼女に対するさまざまな批判が飛び出している。広州日報の報道。

23日の試合で銀メダルという不本意な結果に甘んじたアテネ五輪金メダリストの郭選手は、試合後の記者会見の席上で終始不機嫌な態度。しまいには自身のライバルを「カナダのデブ(ブライズ・ハートリーのこと)」呼ばわりするなど、傍若無人な態度で記者たちをあ然とさせた。

これに対し、国内のとあるサイトでは、ユーザーの意見を募るアンケートを緊急実施。回答した3566人のうち、2995人は「許せない」とした。「中国人アスリートに対する印象を国際的な舞台で傷つけた」「中国を代表するスターとして、パブリックイメージの保持には常に気を配るべき」などの意見が飛び出した。なお、571人は「金メダルが取れずに落胆していたのだから仕方ない」としている。

各大会で金メダルを量産する中国の飛び込みチームだが、その試合上のパフォーマンスと反比例するように、メディアに対する態度が傲慢だとの意見が噴出している。これに関し、新華社の報道ではその原因が「中国の金メダル至上主義」にあると分析している。国家体育局を中心とした機関が「成果主義」に傾き、選手の資質向上やイメージ形成を軽視している姿勢は、国際舞台には通用しないと批判した。

国際的アスリートである陸上選手の劉翔(リウ・シャン)やバスケットボール選手の姚明(ヤオ・ミン)を見習い、飛び込みナショナルチームはメダルの数よりも、個人の素養を磨くべきだと報道では締めくくっている。(翻訳・編集/愛玉)

[Record China:2008年02月27日 17時56分]

男子サッカー選手にも…いや種目の問題じゃないよね、国の、素養の問題。

恥をかきたくなければ中止すれば?

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【支那】今度はニンジンに…

中国産ニンジン、基準上回る殺菌剤=厚労省、検査義務付け(時事通信)
 厚生労働省は27日、中国産ニンジンから基準値を上回る殺菌剤「トリアジメノール」が検出されたため、食品衛生法に基づく検査命令を出した。今後、業者は輸入の都度、検査が義務付けられる。
 厚労省によると、神戸検疫所で昨年5月、名古屋検疫所では今年2月に、それぞれ約26トンの中国産ニンジンを抜き打ち検査した際、いずれも基準値(0.1ppm)を上回る0.2ppmのトリアジメノールが検出された。 

[時事通信社:2008年02月27日 19時10分]

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2008年2月25日 (月)

しょこたん「ジャッポン」?

「しょこたん」不適切発言 タレントがコメントするのは無理?(J-CASTニュース)

  新ブログの女王「しょこたん」(中川翔子さん)が、海上自衛隊のイージス艦事故についてのコメントを求められ、2008年2月24日放送のテレビ番組で不適切な発言をした。番組中で謝罪したが、発言を巡りネットは騒然している。ネットでは、「しょこたんが悪い」でなく、「アイドルをコメンテーターにするのがそもそもの間違い」といったテレビ批判が出始めている。

「死んだというのはおかしい」という問い合わせが相次ぐ

  しょこたんが出演したのは、TBS系ニュースバラエティ「サンデージャポン」。この日の「サンジャポ」は、訂正・謝罪が相次いだ。弁護士の名前を間違い、訂正・謝罪したのだが、その訂正が間違っていてまた謝罪。次に、漁船の名前の読み方を間違い謝罪。さらに、「ロス疑惑」の三浦和義容疑者の再逮捕のニュースでは、三浦容疑者が、「サンジャポファミリー」(準レギュラー)だった、という話になったときに、
 「それはスタッフも、みんな、誰も何も言っていない!」
 と司会者があわてて制止(三浦容疑者は、同番組06年版カレンダーにもサッカーのユニフォーム姿で登場している)。そうした中での極め付けがしょこたんの発言だった。

  しょこたんは、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と、漁船「清徳丸」が衝突した事故についてのコメントを求められ、
 「これは絶対に避けられるべき事故ですよね。ホントに二人とも絶対に避けられた。死ぬことを。死ななくて済んだことなのに、こんなことになるなんて。こんな寒い時期に」
 などと話した。

  TBS広報によれば、「二人は行方不明で、死んだというのはおかしい」という問い合わせが視聴者から番組中に相次いだ。そのため、しょこたんが番組の最後にこう謝罪した。
 「イージス艦のところで、感情が高ぶった発言してしまいました。一刻も早く行方不明の方が見つかることを願っています。申し訳ありませんでした」
 と頭を下げた。

無知なタレント起用はテレビの自殺行為か

  この放送直後から、ネットの掲示板やブログで意見の交換が始まる。「しょこたんかわいそう」から「やさしさと正義感から発言したんだ」「頭が回らなかったんだろな」など意見は様々だが、2ちゃんねるでは番組の作り方への批判の書き込みが出てきた。

 「素人が番組に出るってのは問題が多い」
 「世間知らずは生放送はだめ」
 「しょこたんに振った(司会者)が悪いということでFA」
 といった番組が悪い、と取れる書き込みも多数あった。

  放送評論家の志賀信夫さんはJ-CASTニュースに対し、話題性のあるタレントに集中して無茶な注文をしたり、無知ぶりを笑いたがる傾向が、昨今のテレビ番組にあることを心配していた、と話した。

 「ニュース番組などでは特に、世の中に対する無知さをはっきり示す結果になる。タレント
 自身が傷つくだけでなく、番組も大きなダメージを受ける自殺行為。だから、タレントを起用
 する場合でも、テーマに関心を持っているタレントを人選をすることが必要なんです」

  J-CASTニュースはTBSに対し、ニュース番組にタレントを起用する是非についてコメントを求めたが、
「他のメディアの記事に対し、コメントすることは差し控えます」
 という返答が返ってきた。タレント起用を問題にしているのはネットやスポーツ紙で、他メディアについての記事にはコメントできない、ということらしい。

[J-CASTニュース:2008年02月25日 20時55分]

最近は観ていないので初耳だったが、中川女史の発言もさりながら同番組には、北朝鮮問題を始めシリアスな時事問題を必要以上に茶化す傾向に違和感を感じていた。
同番組に限らない。メディアの無定見化は昨年あたりから特定局を越えて目に余るが、これはその最たるものか。被害者家族を追い回すかと思えば、一方でこのような不用意発言。ずばり、これらメディアは本当に漁船乗組員の生還を期待しているのか、それとも…と疑わざるを得ない。
訴訟沙汰、否事故の展開次第では「しょこたん」のタレント生命はおろか、最悪番組打ち切りになってもおかしくないとだけ。

…ま、そうなっても、少なくとも私は困らない。(冷笑)

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2008年2月24日 (日)

【支那】毒死…二人だけ?

中国・広東省で集団食中毒、2人死亡…無許可営業の軽食店(読売新聞)

【台北=吉田健一】香港公共ラジオなどによると、日系企業が多く進出している中国広東省深セン市で23日、軽食店で朝食を食べた63人が食中毒と見られる症状を訴えて病院に運ばれ、うち2人が死亡した。(センは土ヘンに「川」)

 報道によると、63人は中国の有名自動車部品メーカー・BYDの中国人従業員で、食後2時間ほどして体の不調を訴えたという。軽食店は無許可営業だった。公安当局が原因を調べている。

[読売新聞社:2008年02月24日 18時36分]

進出企業の皆さん…引き揚げませんか?「命あっての物だね」かと。

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2008年2月22日 (金)

【支那】今度はまな板に鉛

<ベネトン>中国製まな板から鉛 自主回収へ

 (2月22日12時11分配信 毎日新聞)ベネトンジャパンは22日、同社からライセンスを受けた日用雑貨メーカー「レアック・ジャパン」(東京都港区)が販売した中国製まな板に、有害な鉛やクロムが含まれていたとして、5817枚を自主回収すると発表した。対象は「ベネトン ガラスカッティングボード」。レアックが中国の工場で委託生産し、05年11月から今年2月まで全国の量販店やインターネット通販で販売した。今のところ、健康被害の報告はない。

 ベネトンによると、まな板の裏面の塗料がはがれやすい不具合があることが分かった。塗料に含まれている鉛やクロムが溶け出し、食物などに付着して体内に入る恐れがある。

 問い合わせは、レアック・ジャパンお客様相談室のフリーダイヤル(0120・757・831、23日から)【遠藤和行】

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【北京五輪】…だけ?

日本協会は事情説明求める(共同通信)

 日本サッカー協会の川淵三郎会長は21日、中国の重慶で行われた東アジア選手権男子の中国戦で、日本が多くのラフプレーを受けたことについて「黙って見ている手はない。放置するのもよくない」と話し、大会主催者の東アジア連盟に事情説明を求める考えを明らかにした。また、現地で日本選手団の大仁邦弥団長は同連盟にラフプレーなどの再発防止を申し入れる予定で、22日にも文書を提出するという。

[共同通信:2008/02/21 22:21]

「不参加検討」ぐらい言えないの?それとも毒餃子食べて喉やられた?(冷笑)

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【北京五輪】…だけ?

日本協会は事情説明求める(共同通信)

 日本サッカー協会の川淵三郎会長は21日、中国の重慶で行われた東アジア選手権男子の中国戦で、日本が多くのラフプレーを受けたことについて「黙って見ている手はない。放置するのもよくない」と話し、大会主催者の東アジア連盟に事情説明を求める考えを明らかにした。また、現地で日本選手団の大仁邦弥団長は同連盟にラフプレーなどの再発防止を申し入れる予定で、22日にも文書を提出するという。

[共同通信:2008/02/21 22:21]

「不参加検討」ぐらい言えないの?それとも毒餃子食べて喉やられた?(冷笑)

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2008年2月20日 (水)

【支那】生協また隠蔽

生協懲りず中国産隠蔽…チラシで「国産」アピール(夕刊フジ)

 中国製毒ギョーザが最初に見つかった生協(日本生活協同組合連合会)で、中国産の隠蔽(いんぺい)疑惑が浮上している。事件発覚後に販売していたギョーザについてチラシで「国産」を強調しながら、材料の一部には中国産野菜が使われていたことが分かったのだ。生協は消費者の信頼回復のため、「安全・安心」で営業を再開したばかりだけに、その姿勢は波紋を呼びそうだ。

 「冷凍ギョーザの問題があった矢先にこれでは不安です。『安心・安全』が目的で生協を頼んでいるのに…」

 念のため生協に問い合わせてチラシの“偽装”に気付いた都内の主婦(29)は不信感を見せる。

 中国産野菜をチラシ上で隠蔽していたのは、都内で運営されている「コープとうきょう」など1都7県の生協事業所で構成される「コープネット事業連合」。生協は、組合員に注文用のOCR用紙とともに、商品が書かれたチラシを週1回配布している。

 問題のギョーザは事件後の2月中旬、組合員に配られた同連合発行の「ハピ・デリ!」に掲載された「大阪王将 餃子」。チラシには≪国産のキャベツ・豚肉・小麦を使用し…≫とさかんに「国産」をアピール。同社が今月4日から設置したホームページ上の製品情報にも≪キャベツ、豚肉、小麦粉(皮) 日本≫と記載されるのみでどこにも「中国産」の文字はなく、製造も≪奈良県≫となっている。

 夕刊フジの取材に生協広報は「ショウガとニンニクに関しては…中国産と国産の両方を使用してます。現行法で加工食品の原料表示は義務づけられていません。主要原料のみの表示で十分か、と判断しました」と中国産の混在をあっさり認めた。「どちらも使用しているので、どこに中国産が使用されているかは分からない」という。

 食品の品質表示を定めたJAS法では、生鮮食品に原産地表示を義務付けているが、加工食品の表示義務は乾燥わかめや漬物など20品目に限定しているだけで、冷凍ギョーザは対象外だ。

 生協の主張は正当にも映るが、表示義務の基準は「加工が進むと、原材料ひとつひとつに左右されにくくなる。原材料の表示義務化は、形態が残るぐらい加工度の低いものに限る」(農林水産省)と実に曖昧だ。消費者の間に中国産への不信が蔓延(まんえん)しているだけに、ギョーザ事件の当事者としては「中国産」を開示すべきとも思える。

 東京、千葉限定のチラシ「ぐるめぐり」でも中国産野菜を使用する「焼きショーロンポー」と「特製香味餃子」を掲載。このチラシは「デパ地下を意識し、価格帯が高めのこだわり製品を多く掲載する」(生協広報)という高級ラインアップだという。こちらもチラシには「豚肉:国産」「鶏肉:国産 豚肉:国産」と記載するのみで、ホープページで公表する中国産のネギとニラについての表示はない。この件を確認すると、生協広報は「『香味餃子』はニンニク、『焼きショーロンポー』はごま油などが中国産」とホームページに公表されない中国産素材の使用まで次々告白した。

 生協側は「チラシは少なくとも1カ月前には印刷を完了しており、掲載は偶然」とぬれぎぬであることを強調する。今後についても「ギョーザの売れ行きなどで判断していく」と回答した。

[産経新聞社:2008年02月20日 17時55分]

「印刷時期」で誤魔化せるとでも?

一遍、潰す?

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【支那】暴行教諭死刑

中国の小学校教諭、生徒への性的暴行で死刑判決(ロイター)

[北京 19日 ロイター] 中国の裁判所は、女子生徒23人に性的暴行を加えたとして小学校教諭(52)に死刑判決を下した。19日付の新京報が伝えた。

 同紙が地元メディアの報道として伝えたところによると、この教諭は重慶市の出身の男で、2001年から2004年にかけ、勉強を助けるふりをして少女23人に性的暴行をしていたとされる。被害者の年齢などは明らかにされていない。

 中国ではことし1月、河南省の元議員が、多数の女子生徒に性的暴行をし、終身刑判決を受けている。この元議員は、処女との性交により、健康や事業が上向くとのアドバイスを占い師から受けていたという。

[ロイター:2008年02月20日 06時24分]

日教組の皆さん…生まれる国を間違えないでよかったですね?(冷笑)

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2008年2月19日 (火)

【毒餃子】天洋以外も

広島県で「天洋食品」以外の冷凍食品からもメタミドホス

 (2月19日21時19分配信 読売新聞)
 大阪市は19日、食品輸入会社「ニッキートレーディング」(同市西淀川区)が、中国・山東省の「山東仁木食品」から輸入した冷凍食品「青島ニラ肉焼まん」から、0・22~0・64ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。

 中毒被害が社会問題化した中国「天洋食品」製品以外の冷凍食品から、メタミドホスが検出されたのは初めて。

 1月31日と2月1日に同製品を食べた広島県の男性から「めまいが起きた」との訴えがあった。同県が調べたところ、食べ残しから0・64ppm、未開封の同じ商品から0・55ppmのメタミドホスが検出された。

 いずれも2006年8月2日製造分で、輸入業者を管轄する大阪市に通報した。

最終更新:2月19日21時19分

最初に検出されたのは昨年秋製造分だったと記憶しているが、注意すべきは製造元もさりながら恒常的に毒物混入があったという事実。
少なくとも「天洋以外なら」「特定製造年月日以外なら」という希望的観測はもう成り立たない。

ぶっ倒れたくなければ、いや欧米で報じられたように落命したくなければ「中国産餃子は食べない」。以上。

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【情通法制議論】拙速?

情報通信法制 拙速な議論では禍根を残す(読売新聞)

 放送と通信の融合時代に向けて、今の縦割りの法制度を改める議論が、総務省の情報通信審議会で始まった。

 放送法、電波法など九つの法律を「情報通信法」に一本化し、同時に規制のあり方を見直す。総務省は2010年の通常国会への新法提出を目指している。

 技術革新が進み、従来の枠組みに収まらない情報通信サービスが続々と登場している。実態にあわせた見直しは必要だが、ルールを根本から変える影響は極めて大きい。拙速な議論で禍根を残してはならない。

 見直しのたたき台は、昨年暮れに総務省研究会がまとめた報告だ。

 放送か通信か、無線か有線か、といった今の区分けをやめて、〈1〉放送番組など、情報の内容〈2〉情報検索など、基盤となるサービス〈3〉光ファイバー網などの設備や、それを使った伝送サービス--の三つにくくり直すことを提言している。

 縦割りの垣根をなくし、サービスの段階に応じた横断的な規制に改めるのが主眼だ。これには、通信会社が光ファイバーでテレビ番組を配信したり、放送局が電波の空き部分を使って視聴者と対話するなどの融合サービスを、さらに活性化させる狙いがある。

 同様の見直しは欧州連合(EU)も検討中だ。方向性は妥当だろう。ただ、実際の法整備には難題が山積している。

 最大の問題点は、情報の内容に対する規制の在り方だ。

 多くの人が視聴する放送番組は、その内容について政治的に公平であることなどが求められている。通信と放送の垣根を取り払う際に、今の通信の分野にもこの規制を持ち込めば、国による情報内容への介入が拡大しかねない。「表現の自由」にも密接にかかわる問題だ。

 研究会は「社会的影響力」の強さによってメディアを3段階に区分し、最も影響力が大きい「特別メディア」にだけ、放送法の規制を残すとしている。総務省は、特別メディアには、今の地上テレビ放送しか想定していない、という。

 だが、マスコミ業界などは、この仕組みでは、影響力が強いインターネットのサイトなども特別メディアに区分され、情報内容に国が介入しかねない、と懸念している。一方で、ネットにあふれる虚偽や偏った情報を野放図にしたままでいいのか、という意見もある。

 通信と放送で違う著作権の扱いをどうするか、という問題もある。情報通信の発展のために、多様な問題点の徹底した検討が重要だ。2010年までの期限にこだわる必要はない。

[読売新聞社:2008年02月19日 01時56分]

メディアが自らの「影響力」と、それに伴なう責任を自覚し、適切な発信に努めていれば「拙速」以前に議論自体起こらなかった可能性もあると思うが?

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2008年2月17日 (日)

【支那】住民不在

どこの国?ホームページの「住民参加」評価、すべての村が不合格…―中国(Record China)

2008年2月16日、先ごろ発表された「第6回(2007年)中国政府ホームページ成績評価」によると、調査の対象とした全国402の村レベルの政府のホームページすべてが不合格だったという。「中国青年報」が伝えた。

それによると、調査の対象とした村レベルの政府のホームページすべてが不合格になったのは、主に「サービスの提供」と「住民の参加」の項目が基準に達していないことが原因だとしている。

また、吉林省政府が単独で行った同様の調査でも村レベルの政府の3分の2が不合格で、原因は全国調査と同様に上記2項目が基準に達していなかったことだったという。

吉林省政府の調査を例に取ると、「サービスの提供」の項目の基準は、「低レベル」がホームページ上で政府関連情報および限定的な問合せ応対サービスを提供しているレベル。「中レベル」がこれに加え、必要書類などをダウンロードできるレベル。「高レベル」がホームページ上で必要書類に記入、提出ができ、さらに一定期間内にその結果を通知してくれるレベル。となっており、ほとんどの村政府が低、中レベルだった。

また、「住民の参加」の項目では、「ご意見箱」「投書」「村長への手紙」「問合せ」などのテーマのうちいくつかが設定されていなかったり、また「住民アンケート」欄では政府の現在の取り組みや、住民の関心が高い問題に対するアンケート調査が実施されていないなどの状況が見られた。

こうした状況に対し政府関係者は「吉林省と同じように、全国各村政府のホームページ上で住民参加の部分はまだまだレベルが低い。満足できるレベルに達するまでにはしばらく時間がかかるだろう」と評しているという。(翻訳・編集/HA)

[Record China:2008年02月17日 16時05分]

とんだ民度だ。

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【支那】「三文芝居」?

「三文芝居はもう幕を」!米国でのスパイ活動説を全面否定―中国外交部(Record China)

2008年2月14日、中国新聞網。中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官が定例記者会見で、中国がアメリカでスパイ活動をしているという説に対して、完全に否定するコメントを発表した。

4人の中国人スパイを逮捕したとアメリカが発表した件について、劉報道官は、事件の推移を見守っていると話し、中国側はアメリカに対して冷戦時代の考え方を改め、中国への謂われのない非難を止めるよう求めているとした。

劉報道官は、過去何度も同様の非難について反駁を行っていると指摘、今回のアメリカ側の言い分はまったくのでっち上げで、「他に何らかの目的があってのことかもしれない」と語った。中国側は、米中の相互信頼回復と両国の関係発展のためにも、こうした誤った方法による事実無根の非難を停止するようアメリカ側に求めているとしており、「長すぎる三文芝居にみんなが飽き飽きしている、もう閉幕の時間だろう」と語った。(翻訳・編集/岡田)

[Record China:2008年02月17日 00時05分]

そうだね、民度は三文芝居レベルだよね。幕にするためにも滅…

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2008年2月16日 (土)

自衛隊、スーダン派遣検討

自衛隊、スーダンへの派遣検討…南部地域でPKO参加(読売新聞)

 政府は15日、スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)部隊の「国連スーダン派遣団(UNMIS)」に自衛隊を派遣する検討に入った。

 同国西部のダルフール地域で展開中のPKOとは別の活動で、和平合意の履行確認や地雷除去支援などの任務を想定している。

 スーダン南部では、1983年以降、北部のイスラム教徒を主体とする政府と、キリスト教徒の多い南部地域を基盤とする反政府勢力が激しい内戦を繰り広げてきたが、2005年に和平合意が成立した。

 UNMISには昨年8月末現在、日本を除くG8(主要8か国)のほか、中国や韓国も要員を派遣、部隊要員8809人、文民警察要員660人、軍事監視要員607人が活動中だ。日本政府はこれまでの検討で、国連平和維持活動協力法(PKO協力法)が定める自衛隊参加5原則を満たすと判断した。

 ただ、UNMISの活動では、昨年9月末現在、病気や事故などによる犠牲者が計26人出ており、自衛隊派遣には異論が出る可能性もある。

 ダルフールのPKO「国連・アフリカ連合合同部隊(UNAMID)」を巡っては、欧米に日本の参加を期待する声もあったが、PKO協力法が定める紛争当事者間の停戦合意がなく、自衛隊は参加できない。

[読売新聞社:2008年02月16日 03時15分]

中国が嫌がりそうですね。(冷笑)

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2008年2月15日 (金)

内ゲバ?(冷笑)

クリントン陣営の“内紛”を暴露…米紙(読売新聞)

【ワシントン=貞広貴志】「あなたの作った広告は機能していない」「悪いのはいつも広告で、発信するメッセージの中身じゃないとでも言うのか」--。

 14日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米大統領選の民主党指名争いで守勢に立たされたヒラリー・クリントン上院議員(60)の陣営で、成績不振の原因をめぐって繰り広げられた“内紛”の模様を生々しく伝えた。

 同紙によると、クリントン陣営は、2月5日のスーパーチューズデーが終わった後、バージニア州の選対本部で幹部会を開いた。クリントン前大統領時代からの側近で世論対策担当のマーク・ペン氏が、「広告の出来ばえはすべて悪い」と成績不振を広告のせいにしたのに対し、広告担当のマンディ・グルーンワルト氏が、伝えるべきメッセージ自体が間違っていると反撃、出席していた一部幹部が席を立つほど険悪なやりとりが交わされた。

 同紙はさらに、選対本部長と母親業を両立していたパティ・ソリス・ドイルさんが2月10日に辞任した背景として、寝かしつけようとした6歳の息子から「パパがいい」と泣かれたエピソードを挙げた。選挙運動に忙殺されている間に息子の心を失ったことにショックを受けたドイルさんは、子供部屋を泣きながら飛び出し、「ジョーイ(息子の愛称)に私なんか要らないと言われた。選挙運動なんてもういい。辞める」と夫に訴えた。

 ただ、初のヒスパニック(中南米系)選対責任者として話題を呼んだドイルさんを更迭した印象を与えるのを恐れたクリントン選対は、ドイルさんに「引責辞任を強要されたのではない」と表明するよう求め、ドイルさんは辞任会見で「個人で決めたこと」と発表したという。

[読売新聞社:2008年02月15日 20時16分]

候補を降りれば楽になりますよ。

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【北京五輪】英は政治発言OK

一昨日の記事ですが…

英五輪委、北京での政治的発言禁止を撤回(読売新聞)

 【ロンドン=本間圭一】英国オリンピック委員会(BOA)は13日、北京五輪の代表選手に、開催地で政治的な発言を行わないよう求める方針を撤回することを明らかにした。

 英メディアが10日、同方針を報道し、人権団体などからの批判が相次いだことを受け、選手の自由な発言を保障した形だ。

 同委員会報道担当者は13日、本紙に対し、「我々は選手個人の発言には介入しない」と語った。

[読売新聞社:2008年02月13日 20時36分]

で、JOCは?と、一応民主国家の一国民として言ってみる。あまり期待してないけどね…

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【毒餃子】「被害者」?

「我々が最大の被害者」(共同通信)

【石家荘(中国河北省)15日共同】中国製ギョーザ中毒事件で、「天洋食品」の底夢路工場長が15日、記者会見し「製品の品質は保証されており、われわれは事実上この事件の最大の被害者だ」と述べ、今後賠償請求についても検討する姿勢を示した。「メタミドホス」が従業員によって工場内に持ち込まれた可能性については「不可能」と断言。しかし、日本側で混入されたとの認識かとの質問には「まだ調査が必要」とした。

[共同通信社:2008年02月15日 18時15分]

そう言えば「××は死ななきゃ…」という諺もあるが…

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【毒餃子】のび太チョコにも影

女性記者からチョコ贈られた首相「大丈夫?」「どこ製?」(読売新聞)

 福田首相は14日夜、担当の女性記者たちからバレンタインデーのチョコレートを贈られた。首相は中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などが頭に浮かんだのか、「ホント?恐ろしいな、大丈夫?大丈夫?どこ製ですか?」と冗談を飛ばしながら笑顔で受け取った。

 「(ほかに)誰かからチョコレートをもらったか」との質問には「女性からいただきました。食べちゃいました」ととぼけて見せた。

[読売新聞社:2008年02月14日 23時45分]

心配なら全面禁輸しろよ。以上。

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2008年2月14日 (木)

【支那】「慰安所」焼亡

旧日本軍「慰安所」跡で火災、原因は新年迎える爆竹か―江蘇省南京市(Record China)

2008年2月14日、揚子晩報によれば、旧正月の元旦、アジア最大とされる旧日本軍の慰安所があった「侵華日軍南京慰安所跡」で火災が発生した。火災は早急に消し止められたが、火災により、慰安所跡で多くの窓が損壊しており、屋根と天井部分が焼け落ちてしまった。周囲の住宅に被害はなく、死傷者もなかった。

近隣住民の話によれば、火災は旧正月元旦の午前12時20分頃発生し、火の勢いはかなり大きかったそうだ。慰安所跡は保存のため封鎖されており、駆けつけた消防車によって火災は1時間ほどで消し止められた。火災発生当時、付近では旧正月を迎えるための花火や爆竹が鳴らされており、その際に建物に火がついてしまったのではないかと見られている。周囲の住民は、地域一帯を「爆竹禁止エリア」に指定するべきだと語っている。

火災事件を受けて、専門家は早期の修復活動を呼びかけており、保護策の成立を急ぐべきとの意見が高まっている。南京ではすでに40か所あまりの慰安所跡が見つかっているが、今回火災が発生した慰安所跡は規模が最大、また保存状態も良く、歴史的価値が高いそうだ。専門家の間では、慰安所跡の建物について、取り壊し、移築、復元模型の設置など、取り扱いに関して意見が分かれているという。(翻訳・編集/岡田)

[Record China:2008年02月14日 18時16分]

焼け落ちたのは神のお告げでは?意見が分かれるようなら取り壊したら?

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【北京五輪】観戦で感染

ねずみファミリーは非常に豊か!ねずみ年の今年もこれにちなむ?―中国(Record China)

中国の民間伝承によると、ねずみ年は豊かな年になると言われている。ねずみそのものも数字や種類が「豊か」で、世界の哺乳類の40%を占める。2008年2月12日、中央電視台のウェブサイトが伝えた。

平坦な土地であろうと山岳地帯であろうと、豊穣な土地であろうと砂漠地帯であろうと、どこにでもねずみは現れる。世界には1698種類おり、中国ではそのうち180種類以上が発見されている。

ねずみ、と簡単に言うものの、その姿は様々。世界最小のねずみは体重わずか7~14g程度しかないカヤネズミ。一方、世界最大なのはカピバラ。体重は50kgを超える。さらにムササビやモモンガは空飛ぶねずみ。木から木へと飛び移る。物凄い跳躍能力を持ったねずみ、それはトビウサギだ。名前は「ウサギ」だが、ねずみファミリーの一員だ。他に、マーモットやビーバー、ヤマアラシ、さらには「トトロ」もねずみファミリーのメンバーだという…。

ねずみ一族には悠久の歴史がある。我々人類よりも歴史が深い。人類は1200万年前にこの地球に現れたが、ねずみ一族はすでに2300万年前に現れたという。(翻訳・編集/小坂)

[Record China:2008年02月14日 16時45分]

そう言えば、伝染病の媒介も確か…五輪「観戦」予定の方、「感染」にご注意を。

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2008年2月13日 (水)

【北京五輪】顧問辞退確定

スピルバーグ監督、中国にダメだし!北京オリンピックの芸術監督を正式に辞退(シネマトゥデイ)

 今年の北京オリンピックの開幕式と閉幕式の芸術監督を務める予定だったスティーヴン・スピルバーグ監督が、この任務を正式に辞退したことが発表された。スピルバーグは、中国の胡錦濤国家主席に手紙を書き、世界中の注目が集まっている今こそスーダンの状況を変えるチャンスであると訴えたが、中国側の態度に変化がなかったため、オリンピックとのかかわりを断つことにしたようだ。

 スピルバーグは「このような日が来ると思い、北京オリンピックの実行委員会から渡された契約書に署名はしていませんでした」と言い、悪化していくダルフールの状況に対し、世界の国々、特に中国はもっとできることがあるはずとコメントした。

[シネマトゥデイ:2008/02/13 16:19]

本件、未確定の時点で一度記事を紹介したが、今回確定。監督GJ!

尤も、ユーゴスラヴィァの建国者、故チトー大統領は毛沢東を、「ヒトラー、スターリンと並ぶ世界三大人口調節者」と称したそうである。
奇しくもこの三国は国威発揚のため五輪を開催、しかしうち二国がその後十年前後で政権崩壊、国家自体も分裂の辛苦を味わっている。
「シンドラーのリスト」を始めナチズムを厳しく非難して来たスピルバーグ監督が北京五輪のお先棒を担ぐなどはファロー女史の非難を待たず、最初からあってはならなかったこと、ではある。

ついでに付け加えるならチトーが創り上げたユーゴスラヴィアもその死後、主に構成民族単位で分裂。その過程で戦後最悪とも言われる、長く悲惨な内戦を引き起こした。所謂「ユーゴ紛争」だ。そして未だにコソヴォでは独立を求める不穏な空気もあり、完全には収まっていないのである。
ついでのついでに付け加える…までもなくご存知の方も多いと思うが、サッカー前日本監督イビツァ・オシム氏は旧ユーゴに生まれて選手・指導者のキャリアを重ねるも、紛争を理由に代表監督を辞している。

歴史は繰り返すというが…さて?

日本のエンタメ界にも勇気ある行動を期待したいのだが…憲法9条で去勢された宦官国家では無理カナ?

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【北京五輪】準備より…

ノーベル平和賞受賞者ら、ダルフール問題で中国政府に書簡(ロイター)

[ワシントン 12日 ロイター] ノーベル平和賞受賞者らが12日、中国の胡錦濤国家主席に書簡を出し、ダルフールでの残虐行為を辞めるようスーダンに圧力をかけることで五輪の理念を支持するよう求めた。

ダルフール紛争解決への支援を促す団体のイベントにあわせて公表された同書簡では、「スーダン政府の主要な経済・軍事・政治パートナーとして、また、国連安全保障理事会の常任理事国として、中国は公正な和平をダルフールにもたらすために貢献する機会と責任を有している」と指摘。さらに、その責務を果たさなければ、残虐行為を続けるスーダン政府を支援していることを意味すると中国政府を批判した。

同書簡には、東ティモールの独立に尽力したカルロス・ベロ氏、イランの民主運動家シリン・エバディ氏、グアテマラの人権活動家リゴベルタ・メンチュウ氏ら多数のノーベル平和賞受賞者のほか、政治家や五輪メダリスト、芸能人らが署名した。

[ロイター:2008年02月13日 13時52分]

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2008年2月11日 (月)

【支那】天の怒り?

中国1月の「流行語大賞」は、「雨・雪」―中国(Record China)

2008年2月10日、中国の大手新聞社グループが今年1月度の「流行語大賞」を発表、大賞は「雨・雪」が選ばれた。このほかトップ10には「雪害」、「暴雪」、「凍雨」など今年の歴史的な大雪に関する言葉が軒並みランクインした。「新華ネット」が伝えた。

この「流行語大賞」は、04年から毎月「流行語ランキング」を発表している「文匯新民聯合報業集団」(上海)によるもの。同集団の集計センターが全国主要紙の電子版から使用頻度の高い語彙を集計・分析し、ランク付けした。このほか年度ごと、四半期ごとにも発表されている。

今回発表された1月の流行語トップ10は、以下の通り。
1位「雨・雪」、2位「雪害」、3位「暴雪」、4位「水立方」(国際水泳センターの愛称=ウォーターキューブ)、5位「京珠高速」(北京―広東省珠海市間の高速道路、大雪で閉鎖)、6位「奥運年」(オリンピック・イヤー)、7位「凍雨」、8位「呉征鎰」、9位「閔恩澤」(8、9位共に2007年度国家最高科学技術賞を受賞)、10位「氷凍災害」。

4位と6位は五輪関連、8位と9位は科学技術関連、そのほかは全て大雪関連という結果となった。(翻訳・編集/NN)

[Record China:2008年02月11日 18時06分]

それでも五輪やるんですか?

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2008年2月10日 (日)

【毒餃子】モノ見る目を

モノ見る目を失った日本人…中国ニセ食品のカラクリ(夕刊フジ)

 “殺人ギョーザ”事件で改めて注目を集める中国の「食の安全」。豊富な経験と人脈を生かし、中国社会の表裏を描き続けてきた第一線のジャーナリスト、富坂聰さんの「中国ニセ食品のカラクリ」は、薬品まみれの食品やニセ食品が生み出される生産現場の実態をつづった渾身(こんしん)の一冊だ。五輪を目前に急激な発展を続ける中国ではいったい何が起きているのか。

 --食の問題を描こうとしたきっかけは

 「2006年秋のエチゼンクラゲの大量発生の原因を追って中国の環境問題を描こうとしたところ、思い付いたのが身近な食事情でした。中国に暮らすと、当たり前のことでも日本では意外に知られていない。半年間ウオッチしたら、出るわ、出るわ。2つの驚きがありました」

 --驚きとは

 「1つは、いくら当局が厳しく取り締まってもそれをかいくぐってチャンスをつかもうという人はなくならない。ニセ卵作りなど、ほんの1円、2円のために頭と体を使う情熱に感服しました。社会の貧困の格差がなくならない限り、中国は変わらないなと」

 --もう1つは

 「地元メディアが平気で行政批判をしていることです。当局幹部が『メディアが報じてきたことは99.9%正しい』と言及するなど、行政が意図的にそうさせている面もあるのでしょうが、メディアは自ら読者に向き始めているのです。面白いものを書くという流れは今後、止められないでしょう」

 --現場の声を豊富に取り上げられていますが

 「情報は上流(現場)に行けばいくほど価値が高まるので、現地の声を聞くというのを基本にしてきましたが、食の報道は地元メディアによるところが大きかった。取材のたびに地元紙を読むのが楽しみなぐらい。中国人は本来、珍しいことが大好きな人で、こういう人たちが本当に解放されるとすごいだろうと実感しました」

 --最も衝撃的だったのは

 「日本ではあまり反応がありませんでしたが、ホルモン剤を多用した食品のせいで、乳房が14歳のレベルまで膨らんでしまった5歳の女児やヒゲが生えてしまった男児ら子供の異変を指摘した医師らの証言。人間が壊れていくんじゃないかと非常に衝撃的でした」

 --「ルールを守ると生きていけない」との表現がありますが

 「例えば高級薬草の『冬虫夏草』を鉛の粉を混ぜて高く売る生産者がいれば、はかりを不正改造して安く買いたたこうとする買い手がいる。何かしないと本当に損する国なんだと思いますが、発想の豊かさには感心させられました」

 --解決策は

 「食品問題に劇的に改善する特効薬はありません。かつて日本は防波堤を高くしていましたが、安いモノを求めてどんどん奥地へ入っていきました。冷凍ギョーザの事件で分かるように、中国と同じ水位にあり、ジョボジョボと(製品が)入ってくる状態。付き合っていかざるを得ないんです」

 --日本人はどうすべきか

 「安さには理由があるということに気を付けないと。日本人は安さだけでいいモノを淘汰(とうた)してきてしまった。中国に依存して原材料にも接触せず、モノを見る目を失っている。再び堤防を高くしても例外は入ってきてしまう。それより売れなければ、彼らも作らないわけで、本物を見る基準を養うことが、日本の食を見張る意味でもいちばん必要ではないでしょうか」

 【とみさか・さとし】1964年、愛知県生まれ。北京大学留学後、豊富な人脈を生かした中国のインサイドリポートを続ける。「龍の伝人たち」(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞を受賞したほか、著書に「潜入 在日中国人の犯罪」(文芸春秋)がある

[産経新聞社:2008年02月09日 19時25分]

本件、日中当局の判断を含め最終的な処理、いやそれより根本的な解決策が未だに見えず、終わりへの道は遠いようだが、さきにUPしたとおり、少なくとも梱包工程=中国国内での混入は確定。
今どうするかもだが、今回何らかの決着に至ったとしてその後どうするか。
食糧供給元としての中国の信頼が明確に崩壊した今、何かといえば政治絡みで判断がゆがめられる日中当局・メディアの発表もまた信頼できないとなれば、我々消費者はどう、日常の恐怖から身を守るべきか。上記の富坂教授の論調は、これに対する一つの在り方を示しているのではないかと考え、中間総括ではないが今回紹介させていただく。

メディアは本件追跡の一方で、今後はいよいよ北京五輪関連を強引にでも「盛り上げる」ニュースが増えてくるだろうが、その意味で今年は尚更日本の、世界の消費者が自分の識見で自分の身を守ることを求められる年になるのだろう。

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2008年2月 9日 (土)

【毒餃子】サッカーにも影響

ギョーザも食べて親善大使に=川淵会長、日本代表に注文-サッカー(時事通信)
 日本サッカー協会の川淵三郎会長は、中国での東アジア選手権に臨む日本代表について「行くことによって日中関係を向上させてほしい」と話し、勝利とともに親善大使の役割を果たすよう注文を付けた。
 同会長が懸念するのは、4年前のアジア・カップで地元スタンドから反日的なブーイングが起こり、政治問題に発展した事態。「選手には当時優勝した時のように、泰然自若として毅然(きぜん)とした態度を取ってほしい」と語った。その一方で中国製ギョーザ中毒事件の影響も気に掛け、「パーティーでギョーザが出たら、できるだけ食べるように指示した」とも。同行するスタッフが、何かと気を使う遠征になりそうだ。 

[時事通信:2008/02/08 16:43]

「食べて、倒れたらどうする?」というご意見もおありかと思う。私も最初そう思った。しかしよくよく考えると、その心配は不要かもしれない。

考えていただきたい。仮に、上記のように食膳に出てきたとしよう。
こういうタイミングでもある。中国側は「普段しないような」注意をして、間違いなく安全な品を出してくる筈だ。私が中国関係者なら絶対そうする。何かあれば北京五輪に致命的ともなりかねないからである。そして「異状ありませんでした」。よかったですね。

問題はその後だ。

では、日本の小売店頭に並んでいる、そして今後並ぶ商品は大丈夫なんですか?

実現するかもしれない上記の「セレモニー」は、それを保証するものではないのだ。
今更これで安心して「じゃあ餃子は安全だ」「五輪は心配ない」と、少なくとも本気で信じる日本人はいるまいが、政府・メディアが禊にしてしまえば、食の安全への心配も選手・関係者の健康問題も後退する可能性はないであろうか?

コノ人、安全面も含め今後も日本のサッカー界を任せていいのだろうか?

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【毒餃子】袋内側から検出

ギョーザ中毒 メタミドホス 密封袋内側からも 梱包前に混入か

 中国製ギョーザ中毒事件で、兵庫県警は7日、大阪府枚方市のスーパーから返品された「中華deごちそう ひとくち餃子(ぎょうざ)」2袋からメタミドホスを検出したと発表した。うち1袋は袋の内側からも検出された。この袋に穴はなく、完全に密封された袋の内部からメタミドホスが検出されたのは初めて。中国での製造・梱包(こんぽう)段階でメタミドホスが混入した可能性が改めて強まった。

 県警によると、2袋は昨年12月27日、枚方市のスーパーで「袋の表面がネバネバする」とのクレームがあり、今年1月8日にギョーザの輸入を代行した「双日食料」(東京)に戻された11袋の一部。袋の外側からメタミドホスを検出したほか、1袋は袋の内側からもメタミドホスが検出された。この袋は表面に細かい傷はあるものの、液体はまったく通さない状態だった。もう1袋は、袋の下端部に0・2ミリの穴が開いていた。

 県警はこれまでに返品された11袋のうち6袋を鑑定した結果、すべての袋の外側からメタミドホスを検出。1袋はギョーザの皮や袋の内側からも検出された。この2袋を含め県警がすでに鑑定を終えた同商品計17袋からは、別の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」は検出されなかった。

 一方、千葉県警は7日、昨年12月28日に千葉市稲毛区の母子が食べて健康被害があった「CO・OP手作り餃子」の袋の内側からメタミドホスを検出したことを明らかにした。(2月8日8時1分配信 産経新聞)

さあ、謝ってもらおうか?

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2008年2月 7日 (木)

【毒餃子】「政府に乱れ」?

ギョーザ中毒事件「政府一丸の体制とれていない」…首相(読売新聞)

 衆院予算委員会は7日午前、福田首相と全閣僚が出席して2008年度予算案の基本的質疑に入った。

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、中毒情報の把握が遅れたことについて、首相は「政府として一丸となって取り組める体制がなかなかとれないのが現状だ」とした上で、「末端の(省庁)縦割りを押しつけるのではなく、国民からみて使いやすい政府ができていい」と述べ、消費者行政を一元化する新組織の早期発足に改めて意欲を示した。

 首相は、予算案や税制関連法案について「日本の経済、国民生活を考えた時、予算を切れ目なく実行できる状況の中で成立させることが極めて大事だ。与野党の理解と協力なしにはなしえない」と述べ、野党の協力を呼びかけた。

[読売新聞社:2008年02月07日 14時45分]

ダレカサンの及び腰の所為…では?

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2008年2月 5日 (火)

【毒餃子】死亡事故報復?

袋詰めで混入? 殺人ギョーザ「工場内部犯」強まる(夕刊フジ)

 “殺人ギョーザ”事件で、大阪府枚方市で新たに回収された6袋は未開封の1袋の内側やギョーザの皮から薬物が検出されていたことが兵庫県警の鑑定で分かった。千葉市のケースとも鑑定結果がほぼ一致しており、工場内のパッケージ過程で、内部の関係者が混入させた疑いが強まった。

 県警の鑑定では、袋の内側や皮から薬物「メタミドホス」が検出されたが、具材からは出なかった。千葉市のケースでは皮のほか、具からも検出されたが、皮の濃度が明らかに高く、皮を包んだ後、袋に詰める過程で混入した疑いが強いとみられる。

 JTや生協によると、工場内は、具材の加工から加熱までを行う2階と冷凍から袋詰めまでを行う1階に大きく分かれ、全体で約350人が作業しているが、県警など警察当局が鑑定結果から混入場所として注目しているのが1階の冷凍から袋詰めの行程だ。この作業には30-50人が従事し、リーダー役が常に監視しているという。

 関東、関西両方面に出荷され中毒を起こしたギョーザは昨年10月20-23日の4日間だけ、同じ工場内の鍵が掛かった冷凍庫に保存されており、この段階での混入の可能性もある。

 一方、中国を出港した後の流通ルートは全く異なり、日本国内で梱包(こんぽう)を解いた形跡がないことから日本での混入の可能性は極めて低いとみている。消費者問題研究所の垣田達哉代表は「中国側は『メタミドホスは一切ない』と強調するが、事故とは考えにくい。内部の人間がやろうと思えば抜け道はあるはずで、そう言った観点からの捜査を要請すべきだ」と話している。

[産経新聞社:2008年02月05日 17時55分]

本件、労働争議が背景にあっての、会社側への意趣返しとの見方は先日からあったが、今夕のフジテレビ「スーパーニュース」では、蒸し器に閉じ込められ死んだ女性の敵討ちという可能性が浮上。因果関係は未確認だろうが、そういう形での意趣返しの是非もさりながら、そういう企業が中国国内では優良とされ、我々が口にする食品を生産していた事実は忘れてはならない。
さらに中国当局の対応。今日は「未確定の段階で中国に全責任転嫁するな」?今まで事あるごとに日本へ責任転嫁を図っておきながら…ふざけるな!

一事が万事。中国の…は買わない、口にしない。

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2008年2月 4日 (月)

【支那】天の怒り?

<大雪><続報>また1か月以上降り続く!中南部で10日から、気象台が予報―中国(Record China)

2008年2月4日、中央気象台の予報によると、先月10日から続く歴史的な大寒波は現在「ひと休み」の状態に入った。だが今月10日から中南部では再び1か月以上もの大雪に見舞われるという。上海紙「新聞晨報」が伝えた。

中央気象台の楊貴名(ヤン・グイミン)主席予報官によると、中国大陸を覆っていたこの大寒波は3日午後から「ひと休み」の状態に入ったという。5日から6日にかけて南部で弱い雨または雪が降る程度で、東部では晴れるところも出てくるとか。他方、4日早朝には江蘇、安徽、浙江、湖北、湖南などの広い地域で霧が発生し、一部では視界が500m以下にもなった。

ところがこれはほんの「ひと休み」に過ぎず、10日からは大寒波が再び中国大陸を襲い、さらに1か月以上も続くのだとか。東部、華北、東北地区などでは急激に気温が下がり、中南部は再び大雪に見舞われる可能性が高いという。(翻訳・編集/NN)

[Record China:2008年02月04日 18時27分]

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2008年2月 3日 (日)

【北京五輪】毒餃子の余波

星野ジャパンに「毒入りギョーザ」余波(日刊スポーツ)

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件の余波が北京五輪にも広がった。北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)が2日、中国国内での食材への不安を指摘し「食材は全部(日本から)持っていく」と構想を明かした。日本オリンピック委員会(JOC)所属の各競技団体も対応を検討し始めた。悲願の金メダル獲得へ、「食の不安」を封じる必要も出てきた。
 「毒入りギョーザ」余波が闘将の頭を悩ませていた。「困ったなあ」。星野監督はみけんにしわを寄せた。
 「食は毎日のことだから気になる。(北京五輪)競技全体の問題だろう。日本だけじゃなく他国にも影響する」。ギョーザ中毒を発端にして、中国製食品の安全性への疑問も表面化し、北京五輪本大会へ向けた「不安指数」が一気に高まってきた。
 五輪本大会では8チーム総当たりのリーグ戦を含め、決勝まで計9試合を戦う長丁場。決勝まで日本は2週間以上滞在することになる。食事は戦う上での根幹。いくら実力があっても、体調を崩すようなことがあっては、勝負にならなくなってしまう。星野監督、そこを心配していた。
 対策も考えていた。「食材は全部持っていくつもり」と構想を明かした。もちろん、実際には検疫の問題などもある。米やめん類などの乾燥固形物はまだしも、肉や野菜など生鮮食料品は持ち込みが制限されることが予想される。食品持ち込みの制限緩和を訴える動きも出てきそうだが、中国側の許可がでるかどうか。
 昨年8月に行われたプレ五輪では「ノックのボールが見えない」など、大気汚染が主要な問題となっており、食事関連で注意したのは主に水だった。飲料水だけでなく、うがいも歯みがきも、ペットボトルの市販水を使用するなどの対策を取った。
 だが、星野ジャパンでは、これまで本大会期間中に専任コック、専用キッチンを準備するところまでは話が進んでいない。チームは選手村ではなくホテルに滞在する予定だが、全館貸し切りではないため、選手団だけの食事を特注することも容易ではない。ギョーザから勃発(ぼっぱつ)した食の不安。星野監督は「こんなことまで考えなければいけないとは…」と話し、本大会の前に立ちはだかるさまざまな問題をあらためて確認した様子。
 今後は、国内各球団のキャンプ視察を始め、五輪出場各国の分析も進めながら、「ニュー星野ジャパン」の構想を練る。グラウンド外にも存在する問題もクリアしながら金メダルへと突き進むしかない。

[日刊スポーツ:2008年02月03日 10時16分]

問題発生時から予想はしていたが、やはり余波。

一番の対策は不参加だと思うが?選手生命を振ってでも金メダル欲しいですか?

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2008年2月 2日 (土)

【北京五輪】英皇太子は欠席

2008/01/28-21:12 英皇太子、北京五輪欠席か=「チベット問題に関心」-人権団体

【ロンドン28日AFP=時事】中国チベット自治区における同国政府の人権弾圧を訴える英国の団体「フリー・チベット・キャンペーン」は28日、チャールズ皇太子が同団体への手紙の中で、今年の北京五輪の開会式に出席しない意向を伝えてきたことを明らかにした。皇太子のスポークスマンは「個人的な手紙のやりとりについては答えることはできない」と述べ、確認を避けている。
 同団体によれば、チャールズ皇太子に北京五輪開会式への欠席を求める手紙を送付したところ、個人秘書名義で「皇太子はチベット仏教最高指導者ダライ・ラマと面会するなどチベット問題に多大な関心を持っている。五輪開会式には出席しないだろう」との回答があったという。
 同皇太子は過去にも中国に批判的な見解を述べており、1997年の香港の中国への返還に際しては、同国の指導者を「古くさいろう人形のようだ」と日記に書き記したことが明らかになっている。(了)

日本の皇室にも是非倣っていただきたいのだが…

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【北京五輪】東京にも影響

都知事がAHF会長を批判(共同通信)

やり直しとなった北京五輪アジア予選をめぐり、アジア・ハンドボール連盟(AHF)のアハマド会長が東京都の目指す16年五輪招致にも悪影響があると警告した問題で、石原知事は1日、「言うことを聞かなかったら邪魔をするぞという言い分はフェアじゃない」と述べた。東京五輪招致委員会の会長を務める石原知事は「スポーツマンの言うことじゃない。非常にチープな政治家ですよ」と批判した。

[共同通信社:2008年02月01日 20時36分]

東京招致問題については、「北京で開催(予定)のすぐなので」ということもネックになっているとか。
幸い男女とも敗退。この際ボイコットすれば?

もちろんベストなのは北京五輪自体の中止であることは、言うまでもない。

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2008年2月 1日 (金)

【支那】餃子で重体(世界へ)

メジャーでも“毒ギョーザ問題”…選手が北京行き難色(夕刊フジ)

中国ツアーは想定外。黒田も頭が痛い!?
 まさに、チャイナ・ハザード!! 中国製毒ギョーザが大騒動となっている中、米大リーグでも“中国問題”が浮上してきた。

 レッドソックスが日本開幕戦を行う一方で、北京オープン戦ツアー(3月15、16日)を行うのが、黒田博樹、斎藤隆両投手のドジャースと、井口資仁内野手のパドレス。大リーグの潜在的巨大市場に対して、野球をPRする重大な使命を帯びての渡中だが、選手、関係者の負担は予想以上で、てんてこ舞いとなりそうだ。

 空前の好景気に沸く大リーグは、日本と同時に、オリンピックイヤーを狙って、中国戦略に本格的に取り組むことになった。その白羽の矢が立ったのが両チーム。中国はプロ野球の歴史こそ浅いが、バスケットボールでは、姚明(ヤオ・ミン)=ロケッツ=の活躍で大増収を実現した。大リーグも中国から“2匹目のドジョウ探し”というわけだ。

 中国は現在、6チームでプロ野球リーグが運営されているが、国民への浸透度はまだ低い。シーズン中は空席ばかりが目立つありさまだという。レッドソックスの日本開幕戦ツアーのように、凱旋(がいせん)で沸き返るなら、日本人各選手もやりがいもあるというものだが、青田買いの北京ツアーで、果たして観客動員がどれだけ期待できるのか。

 また、北京ツアーは移動などを含めて1週間の予定で行われる。オープン戦たけなわの3月中旬だけに、チームも選手のやりくりが難しい。ドジャースは、キャンプ地変更でベロビーチ(フロリダ州)でのキャンプは最後。ベロビーチでの試合を休むことができないことから、チームを2つに割って、北京組と残留組を作ることになった。

 すでに、ベテラン選手の何人かが、「できれば行きたくない」と北京行きに難色を示している。となると、今オフ移籍したばかりの選手たちは、北京組に組み込まれてしまう可能性が高い。

 トーリ新監督も同様で、「1年目だから本当はできるだけ選手、コーチが一緒にいる時間を長くしたい。遠征は1週間だけだから問題はないと思う」と話したが、中国でオープン戦をするとは、3選手とも思わなかっただろう。これもビッグマネーの代償というものか…。

[夕刊フジ:2008/02/01 18:02]

アメリカがボイコットしたりして?星野サン、気をつけてね?

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