被害者はどっち?
平手打ち警官に支持多数=電話、メール2千件超す-神奈川県警(時事通信)
電車内で騒いでいた男子高校生(16)を平手打ちした神奈川県警の巡査長(33)が傷害の現行犯で逮捕された事件で、県警本部に巡査長の行為を「よくやった」などと支持する電話やメールが6日午後4時現在、2000件以上寄せられた。県警監察官室は「巡査長は明らかにやり過ぎだった」として、思わぬ反響に困惑している。
監察官室によると、電話やメールは「よくやったというべきだ」「警官の行動を支持する」「注意できる大人がいない中、警察官の行動は安心できる」「寛大な処置をお願いします」など、ほとんどが巡査長の行為を肯定する内容だった。
これに対し、「厳しく処分しろ」など批判的な内容は4件しかなかったという。
監察官室は「普段、電車内のマナーの悪さに不快感を抱いている人が敏感に反応したようだ」と分析した上で、「警察官として殴る行為は肯定できない。詳しい経緯も捜査中で、巡査長を一方的に英雄視する声には戸惑いを感じる」としている。
[時事通信社:2007年09月06日 18時10分]
ウォークマン・携帯電話はましな方で、本件のような若者の他、騒ぐ子供を放置する親、果ては痴漢詐欺。言葉で言って判らせられそうにない…の、何と増えたことか。
傷害事件になってしまったとなると相応の処分はやむなしとしても、この巡査長の行為が、一人の人間として警察官として果たして間違っていたのかどうか。
これは今や一傷害事件ではなく、現代社会のモラルの在り方が問われている。
で、「被害者」の男子高校生はまさか「お咎めなし」…じゃないよね?
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