教育立国を考える
中国がまたやらかした。
大連日本人学校の教材として空輸された教科書の差押え。まさに現代の焚書坑儒。
他の国でも、例えば日本が在日朝鮮人学校の教材にも同じ事をしているのかどうか、そしてそれは正統なことなのか。相対的に判断すべき部分もあろうが、はっきり言えるのは「中国では、日本人の子供に日本人としてのまともな教育を施すことができない」ということ。先年来の反日暴動に較べると地味ながら、一過性でない分その意味することは重大であろう。
在外公館職員の子弟はさておき、事業展開している日本企業社員の、もいるのかと思うと、「危険を冒してまで、何故こんなところに…?」とあらためて考えざるを得ない。
こういう危険な土地からは、まずは心身共抵抗力の低い子弟だけでも日本に、そして無益百害の事業投資は残らず引き揚げさせて然るべき。面子の問題と同時に、それが在外邦人に対する政府の、当然の責任でもあろう。
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