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2005年6月29日 (水)

教育立国を考える

中国がまたやらかした。

大連日本人学校の教材として空輸された教科書の差押え。まさに現代の焚書坑儒。

他の国でも、例えば日本が在日朝鮮人学校の教材にも同じ事をしているのかどうか、そしてそれは正統なことなのか。相対的に判断すべき部分もあろうが、はっきり言えるのは「中国では、日本人の子供に日本人としてのまともな教育を施すことができない」ということ。先年来の反日暴動に較べると地味ながら、一過性でない分その意味することは重大であろう。
在外公館職員の子弟はさておき、事業展開している日本企業社員の、もいるのかと思うと、「危険を冒してまで、何故こんなところに…?」とあらためて考えざるを得ない。
こういう危険な土地からは、まずは心身共抵抗力の低い子弟だけでも日本に、そして無益百害の事業投資は残らず引き揚げさせて然るべき。面子の問題と同時に、それが在外邦人に対する政府の、当然の責任でもあろう。

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2005年6月 9日 (木)

W杯、自力出場決定!!

横国(現・日産スタジアム)のパブリックビューイングで中継観戦。
無観客試合という、日本にとっても不確定要素の多い条件下で、それでも終わってみれば実力でもぎとったドイツへの切符。
先日の親善試合で浮上した守備陣はバーレーン戦に続き無失点、攻撃陣は、いい動きをしながらも永く不発だった柳沢が結果を出し、そしてまたも「大黒様」!!

一方の北朝鮮は、平壌でのイラン戦を思わせる、終盤の余りにも露骨なラフプレー、そして退場劇。2月の対戦では必ずしも悪い印象のなかったチーム(国ではなく!!)だったが、あれはよそ行きのサッカーだったのだろうか。サッカーと言うよりあの国の今を象徴するような。
これが他の国、例えば韓国などだったらまだ、素早く切り替えて次のプレーに向かうべきところ。2月の対戦ではあまり目立たなかった、一国の代表としての品格の欠如。こういうところに、北朝鮮と言う国の在り方があらためて問われた、と言っておこう。
ともあれそれを含め、引き分けやバーレーンの結果待ちなどでなく勝って決めた、日本にとっては何より価値のある試合。ある意味ジョホールバル以上の意味があったのではないだろうか。

あとは2月10日みたいに、またぞろおかしなものが飛んでくるのに注意…!?

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